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2.1   10R    全国交流競走    距離・1600b   雨・不良
馬番 馬名 所属 騎手 タイム/着差 人気
名古屋 安部 1.42.6
レコード
園田 下原 半馬身
園田 田中 2馬身
    福山 山田 1馬身
× 福山 4馬身
笠松 尾島 アタマ
    福山 三村 4馬身
     福山 片桐 2馬身
 
馬連 6−8 120 馬単8−6 210  3連単8−6−3 2310
第1コーナー 4 8 3 5 6 1 2 7
第2コーナー 4 8 6 3 5 2 1 7
第3コーナー 8 4 6 3 5 2 1 7
伝説の疾風貴族が勇姿ふたたび!!独走V3へGO
V待てキングスゾーン!!3連覇阻止はオレに任せろ

キングスゾーンは 2番手マーク
中団から構えるベストタイザン




 ファンのハートを熱くする夢のマイルチャンピオン決定戦。瀬戸内の砂上に新たな伝説の扉が開く戦慄の1マイルを華麗に彩るのは炎の疾風貴族キングスゾーンか、播磨地の鬼脚ベストタイザンか。ファンの熱き鼓動が聞こえてくるようだ。全国発売で1億突破は確実だが、福山はあいにくの雨。午後1時を過ぎた時点での入場者が904名。雨に祟られのが残念。午後3時55分。みぞれまじりの雨の中、スタートが切られた。キングスゾーンが思い切って行くとも考えられたが、「福山の馬が行けば2番手でも構わない」(安部幸騎手)キングスゾーンがクラマテングを逃がしてマイペースの2番手策。ベストタイザンはキングスゾーンを徹底マークの中団位置。1周目のスタンド前では4馬身以内という明らかに極悪馬場を意識して早めの追走だ。快調なペースで飛ばすクラマテング。が、2番手からキングスゾーンのマークで息の抜けない流れ。地元の核弾頭クラマテングはどこまで踏ん張ることができるのか…。
向正からキングスゾーンが動いた!!
ベストタイザンの下原もスパート開始


 逃げるクラマテングを3コーナーから捕らえようとするキングスゾーン。が、クラマテングも必死に応戦。キングスゾーンの急襲にもクラマテングはひるまない。その瞬間、「嬉、がんばれ!!」と悲痛な叫びがスタンドにこだました。粘りに粘るクラマテング。それでもキングスゾーンはラスト100bで完全に抜け出し、押し切りを図る。そして馬場の大外を突いてベストタイザンが矢のような脚で迫ってくる。下原理騎手が手荒いムチを2発、3発。キングスゾーンの巨体めがけて襲いかかる。
衝撃ドラマ!!壮絶な一騎打ち
耐える安部キングス、追う下原タイザン


 先頭に立つと遊ぶ悪癖のあるキングスゾーン。ラスト50bでは馬がフワフワする一面をのぞかせた。一旦はベストタイザンに飲み込まれるシーンもあったが、さすがにマイル争覇連覇の実力派。想像を絶する二枚腰でベストタイザンの追撃を許さない。まさに壮絶、予想どおりの黄金マッチレースにふさわしい名勝負。福山のスタンドは「ウォー!!」という凄まじい大歓声に包まれた。
威風堂々!!キングスゾーン戦慄の3連覇
魅せた!!驚異のレコード決着

 最後はキングスゾーンが力でベストタイザンをネジ伏せた。スタート前からレコード決着濃厚と思われたマイル争覇だが、なんとクラマテングの持つレコードを実に1秒5も上回ったのだから凄まじいばかり。播磨地が誇る鬼脚ベストタイザンもまさに脱帽、伝説の疾風貴族キングスゾーンが瀬戸内の地で新たな伝説を作り上げた。
一昨年夏の汚名返上!!安部幸夫


 あの悪夢から1年半もの歳月が流れた。2008年7月7日、オッズパークグランプリ2008で圧倒的な人気に支持されたキングスゾーンはスタートから前代未聞の超オーバーペースに巻き込まれて直線失速。福山のファンに強いキングスゾーンを披露することができなかった。すでに8歳、全盛時はすぎたキングスゾーンだが、さすがにマイルまでの走りは超一級品。一昨年の汚名返上に安部騎手も肩の荷を下ろした。2010年、輝けるスプリント王に君臨し、マイル争覇3連覇、そしてレコードのおまけつきという完勝劇で健在ぶりをアピールしたキングスゾーン。その強さに全国のファンがシビれた。

半馬身及ばず…無念の下原ベストタイザン


 強烈な脚でキングスゾーンを追い詰めた下原ベストタイザンだったが、伝説の疾風貴族の前に無念の涙。僅かに半馬身、昨日からの雨がベストタイザンにとっては不運だった。そして初馬場のハンデ。それでもベストタイザンは敗れて強しの破壊力でキングスゾーンを慌てさせた。もう一度、みたいベストタイザン恐怖の追い込み。福山のファンはその日を待っている。

田中学モエレトレジャー3着奮闘


 前評判はさほどでもなかったモエレトレジャーだったが、好位を耐え切っての3着。厳しい流れを強いられたものの、歴戦の勇士がみせた底力。9歳だが、まだまだ捨てたもんじゃない。天才スラッガー、田中学の手腕もさすが。
地元最先着!!山田アポロコマンダー善戦
嬉クラマテングはラスト100bで失速


 しんがり追走からしぶとく脚を伸ばした山田アポロコマンダー。キングスゾーンに3馬身半差の4着に食い込むなど、その善戦ぶりが光った。クラマテングは耐えに耐えたが、ラスト50bで一気に失速しての5着。キングスゾーンにレコードをも塗り替えられ、嬉騎手のショックは隠せなかった。
まだまのだ健在!!キングスゾーン



 気になるキングスゾーン今後の動向だが、関係者によると安田記念トライアル挑戦はJRAとのレベル差があり、8歳ということを考え合わせても挑戦は難しいと否定的。「今後は勝てる可能性のあるレースを選択してひとつでも多く勝ちたい」のが本音のようだ。瀬戸内の砂上に衝撃のシナリオで戦慄のドラマを華麗に演出したキングスゾーン。マイル争覇3連覇、その偉業は永遠に語り継がれる。













 
 



 






 


 
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