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8.14   10R   サラーA3   距離・1600b   晴れ・良
馬番 馬名 所属 騎手 タイム/着差 人気
10 ゴールデンペガサス  桑田 松井 1.47.1
◎シルクヘラクレス 渡辺 渡辺 クビ
  フェミニンワイルド 渡辺 山田 5馬身
  シルキーキュート 渡辺 周藤 1馬身
×ビッグボス 那俄性 佐原 クビ 10
△マイネルガッチャ 檜山龍 2馬身半
▲エリモブラスト  堀部 野田 1馬身
  ドラゴンホーラー 徳本 片桐 1馬身
  キクノインプルーブ 徳本 岡田 5馬身
  イカンセン  高本敏 黒川 3馬身
馬連 1−10 260 馬単10−1 680  3連単10−1−6 4190
第1コーナー  4 6 10 1 9 3 5 2 7 8
第2コーナー  10 1 4 6 3 9 2 8 5 7
第3コーナー  10 1 4 6 3 9 2 8 5 7
スタンド前から早々先頭ゴールデンペガサス


 とにかくうだるような暑さ。朝は涼しいかと思ったのだが、この夏は容赦ない。いつまで続くか、この暑さ。きょうも早くホームページをアップしてビールをグイッといきたいものだ。メインはシルクヘラクレス、ゴールデンペガサスの一騎打ちムード。一角崩せば馬体良化のエリモブラスト、格上マイネルガッチャあたりか。スータト直後、シルクヘラクレスの渡辺騎手が押して押して前走の再現を狙うが、やはりシルキーキュート、フェミニンワイルドの速さが一枚上だった。前2頭でペースは落ち着くかと思っていたが、スタンド前からゴールデンペガサスが口を割りながら、早々と先頭に立った。掛かっているのではなく、きょうは馬が闘争心をむき出しにしていた。シルクヘラクレスはゴールデンペガサスをターゲットに好位のインを追走だ。
飛ばしに飛ばすゴールデンペガサス
シルクヘラクレスも3角から追撃


 ペースが若干速い印象だったが、そんなの関係ねエとばかりにゴールデンペガサスが向正から後続を大きく引き離して逃げ込みを図る。そして、そうはさせじとシルクヘラクレスも大きなストライドでゴールデンペガサスを猛追。実力で一歩抜けたこの2頭。直線では凄まじい攻防になりそうだ。
直線に死闘!!勝つのはどっちだ



 オーバーペースの先行策で思い切った手を打ったゴールデンペガサス。さすがにラスト50bでは脚が上がった。ゴールデンペガサスの影を捕らえたシルクヘラクレスがド迫力の追い込みで逆転Vへ射程圏内へ進出。見応えのあるデッドヒートにスタンドが沸いた。
パワ ーで押し切ったゴールデンペカザス
不覚!!シルクヘラクレス僅かに及ばず…

 笑ったのはゴールデンペガサスだった。シルクヘラクレスの猛追に一瞬ひるんだものの、道中の貯金で一杯一杯しのぎ切った。ゴール前の脚色は完全にシルクヘラクレスがまさっていたが、果敢な先行策で馬を気分よく走られた松井騎手の執念が渡辺騎手を上回った。
積極策が奏功の松井ゴールデンペガサス



 夏負けで出来そのものは七分程度だったが、きょうはスタートから松井騎手が気迫の騎乗。外枠だったこともあり、思い切って乗れたことが勝因か。パワー騎乗に磨きがかかる松井伸也。ケレン味のない大胆プレイに拍手だ。
最内枠が仇のシルクヘラクレス


 力ではシルクヘラクレスの方が上回っていたか。最内枠でスタートから気合をつけざるを得なかっただけに終いの切れが鈍ってしまったシルクヘラクレス。外枠だったならと悔やまれる一戦だ。それでもラスト1ハロンはさすがの破壊力。潜在能力はかなりのものだ。

 


 哀しきアラブの運命。春には疾風の貴公子ユノフォーティーンが、先月には黒い千両役者フジノコウザンがファンの前から去って行った。そして、蹄の病に幾度となく引退危機を迫られながら、奇跡の復活で不死鳥伝説を築き上げたバクシンオーまでも…。バクシンオー最後の勇姿は5月29日。スタンドに詰めかけたファンの誰しもがバクシンオーの9連勝を信じて疑わなかった。スタートから果敢な逃げを打ち、さっそうとスタンド前を過ぎ去っていくバクシンオーに悪夢が襲おうとは…。蹄の病は予想以上に深刻だった。並みの馬なら途中でレースを放棄しかねないほどの重症だった。バクシンオーの蹄、体力は極限状態に達していた。勝負どころの三分三厘、バクシンオーはすでに力尽きていた。それでも歯を食いしばり、気力だけでゴールにたどり着いた。夢遊病者のごとく、弱々しい姿でブービーのゴールインがバクシンオーのむなしきラストランとなった。全国のアラブファンに愛され続けた不滅の破壊王バクシンオー。その勇姿はファンの脳裏から消え去ることはない。感動と勇気をありがとう、バクシンオー。そして生涯最高のパートナーとしてバクシンオーと黄金コンビを組み、衝撃のシナリオで戦慄のドラマを演出した野田誠にも盛大なる拍手を…。2010年、8月14日。別涙バクシンオー。
最後の勇姿!!フアンにお披露目



  8レース発走の3分前、バクシンオーが大石きゅう務員とともに装鞍所に姿を現した。ちょっぴり太めのバクシンオーだったが、まだまだ体のハリは十二分でいつでも出走できそうなほどバイタリティーがあった。2007年、明け4歳で福山大賞典を制しゼッケンと肩掛けを身にまとい、これから最後の雄姿をファンお披露目だ。ウィナーズサークルで野田騎手がバクシンオーに騎乗。その瞬間、スタンドから見守っていたファンから大きな拍手が沸き起こった。
スタンドには全国のファンが…





  それにしてもさすが人気は全国区。スタンドには全国から最後の姿をひと目見ようと、多くのバクシンオーファンがゴール前に陣取った。カメラを持った若者たちがバクシンオーに焦点を合わせたシャッター音が「カシャ!!カシャ」と灼熱の夏空に鳴り響いた。
小川オーナー、野田騎手も万感の想いで…




 
 オーナーの小川順通さんからファンへ感謝のメッセージが…。「長い間、バクシンオーのご声援ありがとうございました。今後は兵庫県の牧場で余生を過ごすことになりました」。万感の思いが胸にこみ上げ、最後は涙声の小川オーナー。表彰台に群がるファンからは嵐のような拍手が…。バクシンオーを管理した堀部調教師、そして名コンビで数々の名勝負を演じたパートナー、野田騎手の目頭に熱いものが…。ファンに見送られ、馬場を去って行ったバクシンオー。「バクシンオー、ありがとう。バクシン、元気でな」。スタンドからの熱いエールを背にバクシンオーはファンに別れを告げた。たかがアラブ、されどアラブ…。いまひとつの時代が終わった。


    8月14日(日)「サラ2歳」レース結果







 出脚上位ナカドイシャープが主導権を握り、マルサンスパイスがこれを展開。人気のアイビスカラーもスムーズにゲートを決めて好位マークのパターンを作ったが、終始前2頭の競馬。しぶとく粘るナカドイシャープを直線でマルサンスパイスが襲いかかり、昇級の壁も一気にクリア。文句なしの2連勝だった。

◇マルサンスパイス 牝2・鹿 (弓削きゅう舎)
父 テレグノシス
母 レディスパイ  馬主  松井 三千年



 

 



  ユメミルチカラが絶好のスタートでアドバンテージを取ろうとするが、内枠を利してムツミマックスが強引な逃げに打って出た。ユメミルチカラは2番手に控え、そのユメミルチカラを徹底マークの形で人気のビクトリーロマンが大名マーク。前3頭から大きく引き離されて人気の一角リニヤステップが道中追いどおしで追走。ムツミマックスの逃げも3角までだった。ユメミルチカラがいち早く捕らえ、うコーナーでは一旦先頭に躍り出たが、好位から満を持していたビクトリーロマンがパワーを爆発させてユメミルチカラを一気に捕らえて直線では独走態勢。前走に続いて2連勝。通算3勝目を飾った。3着には直線鋭く伸びた
リニヤステップで脚の上がったユメミルチカラに半馬身まで詰め寄る好内容。 好素質ラピッドリーサンは馬体がふっくらしていいムードに映ったが、まだまだ馬そのものに幼さ。ただラピッドリーランの仔でキャリアを積めば出世が見込めそうな資質の持ち主だ。

◇ビクトリーロマン 牝2・鹿 (渡辺きゅう舎)
父 メイショウドトウ
母 サイレンスロマン 馬主  (有)ビクトリー





 先月2日の大井デビューで大物ぶりを発揮したリワードラパンが高知所属馬として福山に参戦。馬体センスが抜群で将来性雄大なリワードラパン。シャイニーロイヤルに先手は奪われたものの、2番手に構えて実に迫力あふれる走法。勝負どころの三分三厘でスパートを開始すると、あとはパワーで後続を問題にしなかった。まだキャリア不足でぶっちぎりというわけにはいかなかったが、牝馬の逸材として出世街道をまっしぐらに突き進みそうな大器であることに間違いはなさそうだ。




 




 


 
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