12/19    10R     サラ-A1   1800     晴・良
× ビービーバイラ 424 +4 楢崎 功祐 1.59.3 人気3
フジノアリオン 521 −6 岡崎 準 クビ 人気1
ユーガットテースト 469 +5 片桐 正雪 3馬身 人気2
  ミラクルタイザン 469 −5 藤本 三郎 4/3 人気6
マルサンサイレンス 474 +2 岡田 祥嗣 ハナ 人気5
トミノプラネット 454 −10 池田 敏樹 1馬身半 人気3

馬連 3−6 790  馬単 3−6 1830 3連単 3−6−4 5720
S 前  6 5 4  1 2
3 角  6 5 4  2 1
4 角  6  5 4 2 1 

大外枠から強引にフジノアリオン
ユーガットテースは早々3番手マーク


  2010年のリーディングジョッキー争いだが、楢崎騎手が昨日1勝、きょうと2勝を加えて計94勝。2位タイだった岡崎がきょう2勝で86勝、そして岡田騎手が3勝で計87勝となり、岡崎騎手を逆転。あと残るは今週土、日の2日間だが、2位岡田に7勝差をつける楢崎功祐の優位は動かない。さてきょうのメインだが、3着までに福山大賞典が与えられる重要な一戦。なんとしても出走権を得たいフジノアリオンが強気の連闘で挑んできた。3着までに入れば自動的に出走権が得られるが、ここはスカッと勝って決めたいところ。そのフジノアリオン、逃げに行ったトミノプラネットを抑え込んでの逃げ作戦。前2頭が飛ばし、1周目4角では3番手ユーガットテースト以下に7、8馬身もの差が開く忙しいペース。レースの流れはユーガットテースト、好位のインをじっくりマークのビービーバイラに味方?そんなレース展開だったが…。

フジノアリオンの逃げに迫ってきた!!
好位のインからビービーバイラが…


 道中ペースダウンでスタミナを温存したフジノアリオン。岡崎マジックでなんとか踏ん張るかにみえたが、そうはさせじと好位のインからビービーバイラが猛追。楢崎騎手が勝利への執念というか、気迫というか、凄まじいステッキを振るって応戦だ。それでも粘りに粘るフジノアリオン。ラスト50b、軍配はどちらに…。

寸前でひと伸び!!ビービーバイラ決めた
岡崎フジノアリオンあと一歩及ばず

 二枚腰を繰り出して流れ込みを図ったフジノアリオンだが、最後の最後で根性娘ビービーバイラの前に白旗。脚部不安で10月以来の実戦、攻め馬を担当する木村助手も「まだ脚もとが突っ張る感じでリズミカルさに欠ける。出来はひいき目にみても六分程度」とシビアなコメントだったが、いざレースに行ってみればスムーズなゲートから好位のインをしぶとく食い下がる独特の走法で三分三厘から一気にフジノアリオンに接近。ブランク明けもなんのその。福山が誇る猛女ビービーバイラは楢崎騎手に今年94勝目をプレゼント。細腕繁盛記を地で行くビービーバイラ。その根性、爆発力に脱帽だ。

「出来がよくないのに、たいした馬です!!
ビービーバイラの労をねぎらう楢崎功祐
 2008年笑顔いっぱいで引き揚げてきた楢崎功祐。「たいしたものです!!」と開口一番、ビービーバイラの労をねぎらった。「やはり、きょうのように内々をマイペースだと出来がよくなくても力を出せる。それにしても勝ち切るとは…」と楢崎騎手は賞賛しきりだった。あと2日間を残して2位の岡田騎手に7勝差。もう安全圏、今年のリーディングジョッキーには私がシャブジャブをご馳走することになっているが、ほぼ楢崎騎手で決まりのようだ。
顔面蒼白のマジシャン岡崎準
ビービーバイラのド根性に脱帽
 きょう、3勝目を狙って奇跡の逆転リーディングの望みをかけた岡崎騎手だったが、その夢が破れ、楢崎騎手とは8勝差がついてしまった。そのせいか、表情は暗い。1レースのアラタマデジタル、メインのフジノアリオンがいずれも楢崎騎手の前に2着。勝っていればいまの時点で4勝差に詰められたのだが…。あとがない岡崎準。奇跡は起こるのか…。


1R おはようモーニングとく戦(サラ−C3)  1250
強い!!超大物ディープドリーム驚愕の切れ

  1レースは「おはようモーニングとく戦」が始まって以来の豪華メンバー。6戦5勝のディープドリーム、9戦7勝のアラタマデジタルの初対決。そして、その二強にJRAから転入の大物レッドアクセルがどう挑むか、ファンにとっては興味深い一戦となった。私、樋本デスクはディープドリームでケタが違うと信じていたが、なんとスタートで出負けしたディープドリーム。最後尾からのスタートで一瞬ヒヤリ。賀、ディープドリームは2番手から楽々と抜け出したアラタマデジタルを向正過ぎからレベルの違う爆発力で徐々にアラタマデジタルとの差を
詰め、馬場の大外から豪快なアクションで鳥肌が立つ差し切り。とにかく役者が違った。一方、前評判の高かったレッドアクセルはスタートで突進して再ゲートを余儀なくされた。初戦はどちらかといえば不完全燃焼の3着。ブランク明けをひと叩きして、馬場慣れが見込める2走目で正月戦は順当に勝ち上がりそうだ。

1R 福山・高知連携「中岡慎太郎シリーズ1戦」C8−1250
高知マヤコマリ独走逃げで一気決着


  2走前にルピナスリーズンに6馬身の大差勝ちを演じた高知マヤコマリが圧倒的な人気。さすがにこのクラスだとスピードセンスは抜群でスタートから持ったままで後続を圧倒。好位から3角スパートのシンカロンもマヤコマリの速さにほんろうされて6馬身もの水を開けられた。3着には終始インをマイペースに進んだラッキータンゴが直線、しぶとい脚でひと伸び。サムシングフォーも見せ場を作ったが、持久力のなさが致命傷となった。

5R  ゆず特別(サラ−A2) 1800
本格始動!!ナリタブラック豪快に復活祭

 前走の再現とばかりにコロネットが強引にハナを奪い、ゼットカーク、パラダイスプラムが2、3番手を形成。が、1周目の4角にさしかかるとリッカバクシンオが掛かり気味にスピードアップし、コロネットを抑えて一気に先頭に躍り出るなど、忙しいペース。復活を賭けるナリタブラックは1800ということもあり、スタートから岡田騎手がじっくりタメてブービーからの追走。ムサシボーもしんがりからじっくり構える作戦だ。

昨年の大賞典馬ナリタブラックが帰ってきた
一昨年の覇者ムサシボーも復活宣言

 リッカバクシンオーが飛ばしに飛ばしたが、オーバーペースでいち早く脱落。代わってコロネットが再度先頭を奪い返すが、三分三厘でつつ一杯。後方から満を持したナリタブラック、ムサシボーが3コーナー過ぎから矢のような脚で猛追。白い巨体を揺らし、ナリタブラックが怒涛の破壊力で直線一気に抜け出し、ゴール前ではムサシボーと壮絶な叩き合いだ。スタンド大興奮のデッドヒートとなったが、ナリタブラックが地力で押し切って5月以来、7カ月ぶりのV奪取。トライアルレースを勝っていないナリタブラックだけに、1月3日の福山大賞典への出走はかなり微妙だが、ギリギリで出走権を得る可能性も。長いトンネルから抜けた今年の大賞典馬ナリタブラック、昨年の覇者ムサシボーが大賞典出走なら正月は大盛り上がりとなりそうなのだが…。
6R 福山・高知連携「中岡慎太郎シリーズ2戦」C5−1250
出負けから切れ爆発!!ヤマイチボム
 ウエストフィールドの逃げで始まったレースだが、ワイルドワディ以下、イースタンパワー、レッチェが先行グループに入り乱れて激しいペース。スタートで後手を踏んだ岡崎ヤマイチボムは最後尾からの追走を強いられたが、2コーナーを過ぎると凄まじい勢いで馬場の大外から先行グループに襲いかかる。直線では4角先頭に躍り出たワイルドワディを一気に捕らえてパワーのを違いをまざまざ。2着争いは後方から脚を伸ばしたマルサンシンプルがワイルドワディを捕らえそうな勢いだったが、ワイルドワディが二枚腰を繰り出し、2着を死守。

8R 福山・高知連携「中岡慎太郎シリーズ3戦」C2−1250
大外枠でパワー全開!!ハカタアレイオーン

  
 逃げるオブリマミーを4コーナー手前で捕らえた高知ケイエススウィフトだが、先頭に立った直後から脚色が乱れた。外枠でスムーズな先行パターンに持ち込んだハカタアレイオーンが直線で鋭く抜け出し、ルビーエメラルドも早めスパートからパワフルな脚を駆使。一旦はハカタアレイオーン、ルビーエメラルド差し比べになったが、後方待機のケイエスシンヨシキが馬群を切り裂いてゴール寸前でパフルな追い込みで2着入線を果たした。

9R 福山・高知連携「中岡慎太郎シリーズ4戦」C1−1250 
高知の赤い閃光!!ケイエスラック圧勝


 高知ケイエスラックで役者が違った。逃げるステディーガール、2番手アクアビューテイーを好位から射程圏に入れ、4角手前から一気に強襲すると、あとは全くの独壇場。福山でもこれまで4戦3勝、二着1回の実績を誇るケイエスラック。これで福山通算4勝目をマーク。





 ハマノバレンタイン、突然の現役引退には大ショック。私、樋本デスクのコラムにも
取り上げたが、ハマノバレンタインは13日に高知へと旅立ち、骨折に効く桂浜の潮
づけで今後の回復を図るそうだ。歩行が可能な状態に戻れば乗馬クラブで余生を送
るという情報も伝わっているが、現在のところ骨折の回復次第といったところ。福山
けいばのアイドルホースとしてファンから愛されたハート王子こと、ハマノバレンタイン。
君の雄姿はファンの心に生き続ける…。