@ビービーバイラ  絶好最内!!根性娘の逆襲
Aドリームプレイ  木曽路が誇る快速グラマー
Bハードフォーレル  菊3着!!勝負強さで応戦
Cウィークリーショウ  切れで鞆の浦賞再現だ
Dカツヨトワイニング  山本茜が魅せる!!一発長打
Eロケットガール   噴射!!乱戦得意の追い込み
Fエンタノメガミ  園田が誇る赤い天才パンチャー
Gゴールドピアース  メガミに宣戦布告の疾風
Hフェミニンワイルド  逃げ宣言!!玉砕あるのみ
Iライトオブマリア  マイル巧者!!無欲の挑戦


2/27    9R    サラ・4歳上−牝馬   1600     晴・良
ゴールドピアース 435 +1 木村 健 1.47.1 人気2
エンタノメガミ 466 −12 板野 央 1馬身 人気1
ドリームプレイ 515  0 尾島 徹 1馬身 人気3
× カツヨトワイニング 418 −9 山本 茜 1馬身半 人気5
ビービーバイラ 419  0 楢崎 功祐 2馬身 人気4
  ウィークリーショウ 407 −1 岡田 祥嗣 3馬身 人気7
  ハードフォーレル 445 +2 周藤 直樹 クビ 人気8
  ロケットガール 478 −6 松浦 政 2馬身半 人気9
10   ライトオブマリア 469 +6 嬉 勝則 8馬身 人気10
  フェミニンワイルド 468 −8 山田 祥雄 8馬身 人気6

馬連 7−8 370  馬単 8−7 640 3連単 8−7−2 1420
S 前  2 9 1  4 3 10 7 5 6
3 角  2  7 9 1 5 4 3 10 6
4 角  2 8 7 5 1 4 3 6 10 9

内枠から絶好スタートの笠松ドリームプレイ
木村健も好ポジション!!ゴールドピアースラ

 
 瀬戸内のマイルに咲き競う名牝たちの華麗なる舞踏会。ロケットスタートを決めたのは笠松ドリームプレイだ。外から地元フェミニンワイルドが一旦は競りかける形になったが、山田騎手は無理な先陣争いを避け、1周目のスタンド前からは一気ペースダウンし、ゆったりとした流れ。木村健のゴールドピアースも好発から好位の外4番手というこれ以上は望めない位置取りだ。ビービーバイラは絶好最内を引き当て好位のインから逆転チャンスをうかがう。

エンタノメガミは早め早めの追走
メガミの内を突いて山本茜のカツヨトワイニング


 
  栄えある1番人気に支持されたエンタノメガミは意外なほどスタートから積極策に転じた。輸送でマイナス12`を考慮してのものなのか、板野騎手はゴールドピアースを射程圏に入れ、いつでもスパートできる態勢を整えていた。エンタノメガミの内からは山本茜のカツヨトワイニング。掛かる悪癖がネックのカツヨトワイニングだが、山本茜騎手は馬の気分を落ち着かせ、女性騎手とは思えないほど巧みな手綱捌きでしっかり折り合いをつけていた。

超スローで流れは完全にドリームプレイ
徐々にピッチを上げる木村健ゴールドピアース


 
 前に行きたい馬が揃って道中は小競り合いになると思っていたが、 フェミニンワイルドが2番手で折り合いをつけ、ゴールドピアースも待機策に徹したことで予想とは全く逆に超スローの流れ。レースの流れは完全に笠松ドリームプレイだ。それでも木村健のゴールドピアース、板野エンタノメガミは独り旅は許すまいとスパートのタイミングをうかがっていた。3連覇を狙う兵庫勢、どこで仕掛けてくるのか…。
勝負どころの三分三厘!!木村健が動いた
エンタノメガミも馬場の大外を突いてスパート開始



 
「独り旅はここまで!!」とばかり、木村健がゴールドピアースにGO指令。もちろんエンタノメガミも相手をゴールドピアーカスに絞ってスパート開始だ。スローでレースを支配していた笠松ドリームプレイにゴールドピアース、エンタノメガミが猛烈な勢いで襲いかかる。赤い火花が散る瀬戸内の女帝決戦、スタンドのボルテージは最高潮に達した。
逃げる尾島徹を木村健ゴールドピアースが捕らえた!!
女帝ゴールへ板野央エンタノメガミも必死の応戦


 
 尾島徹、渾身のステッキが強烈に飛ぶ。 逃げ込みを図るドリームプレイだったが、オレンジの勝負服も鮮やかに木村健ゴールドピアースがドリームプレイの黒い巨体めがけて馬体を合わしにかかる。そして赤いシャドーロールを激しく上下に揺らしてエンタノメガミの強襲だ。凄まじいデッドヒートにスターンドからは「ウォー!!」という異様な叫びがこだました。三強の手に汗握る叩き合い。が、脚色は完全に木村健ゴールドピアースだ。
いち早く木村健が勝利確信のガッツポーズ
瀬戸内の砂上にオーラを放ったゴールドピアース





 
 木村健はラスト100bで勝利を確信していた。ゴールドピアースから伝わるしびれるような手ごたえを全身に感じ取っていたからだ。宿敵エンタノメガミも執念の追い込みでゴールドピアースに抵抗したものの、マイナス12`という輸送減りでゴールドピアースを捕らえるだけの体力は残されていなかった。フィニッシュは木村健騎手が手綱を押さえての完勝ゴール。その差は僅かに1馬身。しかし、どこまで行っても代わりようのない1馬身だった。
さすがの豪腕!!スペシャリスト木村健
福山では瀬戸内賞イイデケンシン以来のV



 ラスト1ハロンは接戦にみえたが、脚色では断然ゴールドピアース。おそらく直線入り口で木村健騎手は勝利をハッキリと確信していたか。とにかく着差以上の力強い勝ち名乗り。これで兵庫勢が3連覇を果たし、それもワンツーのおまけつきだ。それにしても恐るべし、スーパースラッガー木村健の鳥肌が立つようなパワー騎乗にスタンドがうなった。
マイナス12`の馬体減でスタミナ消耗
無念!!赤い鬼脚不発エンタノメガミ


 
エンタノメガミにとっては魔の馬体減。パドックでも腹回りがかなりスリムに見え、完調にはほど遠かった印象だ。それでも向正からピッチを上げて逃げるドリームプレイ、ゴールドピアースを自慢の瞬発力で追い詰めた。ラスト200ではスタミナ切れで結果「銀」に甘んじたものの、その競走能力はさすがに超一級品。敗れて強し、エンタノメガミだ。
黄金逃避行もむなし!!尾島ドリームプレイ
3角からのハイペースに泣いた笠松の疾風

「ヤラれた!!」と肩を落とす尾島徹騎手。ペースダウンの逃げでレースの流れを完全に支配しながら、勝負どころから兵庫2強の猛追にペースを崩された。ゴール50bで力尽きたものの、尾島騎手は最高のプレーで終始見せ場を作った。パーフェクト騎乗での結果3着。最後まで諦めずに激しいステッキを飛ばした鬼迫に脱帽だ。
瀬戸内初見参の山本助手茜が4着善戦
しぶとく食らいついた名古屋カツヨトワイニング

 
尾張名古屋が誇るスーパーガール山本茜のミラクル挑戦は夢物語に終わった。が、折り合いの難しいカツヨトワイニングを巧みに制御しての4着は大健闘。カツヨトワイニングには初騎乗で、福山の馬場も初めての経験。直線での迫力ある追い込みを披露してスタンドを沸かせた茜ちゃんの手腕はさすが。また会える日を多くのファンが楽しみにしているはずだ。
地元最先着の楢崎功祐ビービーバイラ
最内枠でパターンは最高だったが…
 
得意の内枠でイン強襲劇を脳裏に描いていたビービーバイラの楢崎騎手。スムーズに位置を取り、インにもぐり込む必殺パターンに持ち込んだが、力の差は歴然としていた。それでも福山勢では唯一、掲示板に載ったのが救い。結果は5着でも見せ場は存分に作った楢崎功祐。今夜は「しゃぶしゃぶ」で残念会か…。
福山のスタンドが熱狂!!木村健に熱視線
「直線で勝てると思った!!」園田の天才

 
 レースでの好プレーもさすがなら、インタビューでもさすがの好騎乗。園田のみならず、全国にも熱狂的なファンが多い木村健。イケメンで勝負服のオレンジもなかなか。「木村健を見れただけでも幸せ」と口にするファンがやけに多かった。園田が生んだ天才アーティストにしびれた!!




 

君の輝く瞳に魅せられて…
2008年5月18日 福山ダービーで女王の舞い


 単勝支持率85%。あの天才娘ウルトラエナジーをラスト50bで捕らえ、スタンド
が震えた瞬間。初夏の太陽がスポットライトに役目を代えてサンディナナを鮮やか
に照らし、新たなヒロイン誕生を祝福するかのような戦慄のエンディング。その驚異
の走り、勝負根性に多くのファンが酔いしれた。
生涯最後の勝利!!オープン2勝目ゲット


 この一戦が生涯最後の勝利になろうとは…ピンクの帽子も鮮やかにジューシー以下
を一蹴してオープン2勝目。それから僅か2カ月、翌年の福山大賞典に悪夢が待ち受
けていた。レース直前になって脚部に違和感というアクシデントが生じ、やむなく出走
取り消しという悲運に泣いたサンディナナ。紅一点のミラクル挑戦も幻に終わった。
六車奈々さんが感動の対面



 2009年8月16日、金杯当日にイベントで訪れた六車奈々さんが同じ名前の「ナナ」
と感動の対面。ちなみにサンディナナはレース前日の15日「萩特別」でトミノプラネッ
トを抑えてオープン初勝利を飾ったばかり。きっとサンディナナは六車奈々さんが厩舎
まで会いに来てくれることを察していたのだろう。渾身の力で夢にまで見たオープン
制覇。六車奈々さんも「単に名前が同じということだけではなくて、ナナちゃんには
無限のバイタリティーを感じるんです。ナナちゃんの走りを見ていると勇気が湧いて
きます。ナナちゃんってほんとに可愛い女の子です」と感激しきりだった。
高知で激突!!「鞆の浦賞シリーズ」第2弾
2011年2月26日(高知競馬場)


渡辺博文2100勝目のゴール!!
トーホクオペラで衝撃の逆転決着

写真提供:高知「福ちゃん出版社」




 これ以上は望めない渡辺騎手、会心の一番だった。中団キープで満を持していた渡辺トーホクオペラは
向正から松井キクノシャンティが仕掛け気味に外からスルスルと交わしにかかると、手綱を抑えてスタミナ
温存に専念。トーホクオペラから伝わるひじれるような感触を全身に感じていたからだ。キクノシャンティを
行くだけ行かせてラスト3ハロンに賭けた渡辺博文。一旦はキクノシャンティの圧勝ムードだったが、最後
の1ハロン。爆発的な追い込みで勝利目前だったキクノシャンティをゴール寸前で豪快に捕らえる派手な
エンディング。まさにパーフェクト騎乗、渡辺博文が魅せた!!