5/1    10R    サラ−3歳オープン    1800     曇り・重
ムツミマックス 485 −1 池田 敏樹 1.58.4 人気2
ユメメミルチカラ 412 −2 嬉 勝則 大差 人気1
× ミサゴドライヴ 466 +1 黒川 知弘 1馬身半 人気5
マルサンスパイス 407 −2 松井 伸也 クビ 人気3
ラピッドリーサン 420 +2 佐原 秀泰 クビ 人気4
  ユノエスクード 398 +1 三村 展久 2馬身 人気8
  ワイユースマイル 495 +4 周藤 直樹 大差 人気7
  ローズサーペント 435 +1 岡田 祥嗣 3馬身 人気6
  アイビスカラー     競走除外 人気

馬連 1−5 200 馬単 1−5 530 3連単 1−5−6 3770
S 前  1 7 9 2 4 5 8 6
3 角  1 7 9 5 4 8 2 6
4 角  1−5 7 9 8 6 4 2

まさか!!ユメミルチカラがゲート立ち遅れ
絶好枠から一気に飛ばすムツミマックス




 
  牝馬のみで行われる今年の福山ダービー。せめて牡馬のリニアステップには出走してほしかったのだが、残念無念。生涯一度の晴れ舞台がすべて牝馬とはちょっと味気ない。もちろん美酒最短はプリンセスカップで6馬身圧勝劇をやってのけたユメミルチカラ、そして逆転戴冠をもくろむムツミマックス。急成長マルサンスパイスには重賞初制覇をもくろむ松井伸也が虎視眈々。いずれにしても人気3頭の壮絶なバトルとなりそうな今年の2011ダービーだ。絶対逃げるとファンの誰しもが確信していたユメミルチカラがゲートの瞬間、1頭だけ取り残される痛恨の立ち遅れ。スタート早々からスタンドが大きくどよめいたのはいうまでもない。後方からのスタートとなり、最悪のレースパターンを強いられたユメミルチカラ。馬が掛かり気味に気分を損ね、見ていて息苦しくなるような展開だ。こうなってはムツミマックスの流れだ。絶好枠からスムーズに先手を取ってスローに持ち込み、悠々自適のレース展開。ムツミマックスが逃げた時点で勝負は決まったといっていいだろう。マルサンスパイス、ラピッドリーサン、好位のインからワイユースマイル、その外にローズサーペント。肝心要のユメミルチカラは2コーナーにさしかかっても気難しい面を出し、リズムに乗れない。これではVはもちろん、2着すら危うい…。

3角から後続を突き放すムツミマックス
ヤメミルチカラは苦し紛れのイン狙いで応戦も…


 
 
 向正からペースを上げて後続との水を開けるムツミマックス。威風堂々の巨体が湿りきった砂を蹴散らし、1冠ゴールへと突き進む。まだまだ池田騎手は持ったまま。一体、どれだけ後続をぶっちぎってしまうのか、もはやレースの焦点はその一点に尽きた。ユメミルチカラの嬉騎手はすでにVをあきらめしかなかった。3コーナー過ぎからは馬場の軽いインを突き、あくまで2着狙い。ムツミマックスの影があまりにも遠すぎた。

池田ガッツポーズ!!ムツミマックスで初重賞
ユメミルチカラに10馬身!!独走1冠決めた




 
  春爛漫のゴールデンウィーク。さわやかな春風を切り裂き、1冠ゴールを独走するムツミマックス。池田騎手の耳に後続の足音は届かなかった。沈着冷静な池田騎手が見せためずらしいガッツポーズ。重賞レースでのガッツポーズは記憶にない。それほどムツミマックスでの重賞Vを待ちわびていた。道中スローに落とし、勝負どころから一気にスパートするパーフェクトの競馬で生涯一度の晴れ舞台を華麗に演出した次代を担うゴールデンジョッキーの手綱捌きにシビれた。
末広きゅう舎の職人が帰ってきた
V請負人・桜井きゅう務員「涙のダービー制覇」

 
  不慮の事故で長期間の入院生活を余儀なくされた桜井きゅう務員。桜井きゅう務員が入院してから末広きゅう舎の灯火が消えた。やはりこの人の力は偉大だ。とにかくカイバの付け方ひとつで馬の調子をガラリと変えさせる仕上げのアーティスト。心強い職人の復活で末広厩舎は息を吹き返した。「まだいい時の出来じゃなかったけど、最悪の状態からは脱していた。それにしてもあれほど勝ってくれるとは…」。競馬に人生を賭けた職人の目からは熱いものがこみあげてきた。おめでとう、私と同期のナイスガイ、桜井保雄さん。
すべてスタートで決まったユメミルチカラ
それでも2着は実力の証明だ
 力なく、引き揚げてくる嬉騎手。逃げてマイペースに持ち込み、ムツミマックスが迫ってきたら二枚腰で突き放す、そんな勝利の方程式がゲートの瞬間で一気に吹き飛んだ。それでも2着まで突っ込んできたのはさすが力の証明。ダービ制覇は夢物語に終わったが、根性娘のパワーに拍手。
しんがりから3着善戦のミサゴドライヴ
3歳クラシック戦線の台風の目となるか
 終始しんがりを追走しながら、直線1ハロンだけで強烈な切れ味を駆使したミサゴドライヴ。マルサンスパイスを退けての3着がキラリ。1250からいきなり1800という過酷なハンデがありながら、あれだけの脚。今後、3歳クラシック戦線のダークホースとして脅威のマトになりそうだ。





6R 福山・高知連携「海援隊シリーズ」11戦 C2(四) 1250
馬体減りもなんの!!高知アメリゴ横綱相撲




 高知アメリゴの馬体重が実にマイナス14`。雑賀正光調教師によると「福山東のインター付近で大渋滞となり、馬がイレ込んで汗をびっしりかいた。その点がどう出るか」と不安げな表情だったが、いざ実戦では岡田騎手がスタートから気合を注入してフロリバンダの2番手キープ。2コーナー過ぎでは外からマルタカクリスタルの強襲を受けて3番手に後退したが、岡田騎手が慌てず騒がず、ひと呼吸入れてスタミナ温存の心憎い騎乗ぶり。勝負どころからはインを突いてスルスルと前2頭に迫り、直線では凄まじいパワーを駆使してフィニッシュは2馬身半の大楽勝。これでアメリゴは福山で通算3勝、二着3回、三着3回という超堅実駆け。福山は我が庭同然のアメリゴはさすがに強かった。


 
 V候補乱立の天皇賞・春。大混戦から抜け出したのは藤田伸二ヒルノダムールだ。ダービー馬エイシンフラッシュ怒涛の追い込みに一瞬、肝を冷やしたが、自慢の持久力で春の頂点をきわめた。私は買わずに見ていたが、レース実況の西田茂弘アナが3連複を見事にゲット。 それにしても超スローで入れ替わり立ち替わり、ちょっとめずらしい展開の天皇賞だった。私自身は内田博幸エイシンフラッシュに勝ってほしかったのだが…。