いよいよ運命の瞬間(とき)がやってきた。東京スポーツに3レースが掲載されるのは異例。全国のアラブ
ファンが釘付けとなるモナクカバキチ、地方競馬最多勝を賭けた大一番。きょうの中国新聞でも取り上げられて
いたほど注目度は高い。ピカピカの栗毛も鮮やかにモナクカバキチが装鞍所へ到着。



いよいよ運命の瞬間(とき)がやってきた。東京スポーツに3レースが掲載されるのは異例。全国のアラブ
ファンが釘付けとなるモナクカバキチ、地方競馬最多勝を賭けた大一番。きょうの中国新聞でも取り上げられて
いたほど注目度は高い。ピカピカの栗毛も鮮やかにモナクカバキチが装鞍所へ到着。
バイタリティーあふれる12歳カバキチくん



 きょうの馬体重は`。12歳とは思えないほどのバイタリティー。 顔を上下に激しく動かし、
「早く走りたい」と言わんばかりのカバキチくん。担当の鎌本寿きゅう務員も「夏になって元気
モリモリだが、いつも以上に活気がある」とカバキチの体調に太鼓判。運命のゲートインまで
あと50分。カバキチはやる気満々だ。
日射しを受けて馬体ピカピカのカバキチ




パドックでもやんちゃな一面を覗かせ、鎌本きゅう務員を手こづらせるほど元気モリモリ。
12歳とはとうてい思えないほどパワフルなカバキチくん。松井騎手を背に、いよいよ新た
な伝説への旅立ちが始まる。
絶好3番手のイン!!Vパータンだカバキチ



 スタートは絶好。松井騎手が押さえるのに苦労するほど、持ち切れない手応えで3番手
のインという絶好のポジション。口を割り、とにかくカバキチは走りたくて走りたくてうずうず
している。1周目のスタンド前で私、樋本デスクはカバキチの勝利を確信したほどだ。
松井がGO指令!!スパートは向正から
強靱マクリで4角先頭に躍り出た



 アッという間の強襲劇だった。3コーナー過ぎでは早々とワコーアマルフィーを一気に
捕らえて先頭に躍り出るモナクカバキチ。まさに凄まじい破壊力と気迫。本当にこれが
12歳のアラブなのか。そしてここから1番人気のトーアタッチダウンが追い上げ開始。モ
ナクカバキチに後塵を浴びせられた前走の屈辱を晴らすべく、三村騎手も中団からスル
スルとインを突いて射程圏に進出。
スタンド熱狂!!鬼気迫るカバキチ怒濤
「4角で勝った」松井もカバキチを賞賛


 直線を向くとモナクカバキチが後続を引き離しにかかり、独走態勢を敷いた。それでも
外から三村渾身の手綱でトーアタッチダウンがじわじわと迫ってくる。
ボルテージ最高潮!!スタンドから歓声と悲鳴が…



 一旦はトーアタッチダウンに詰め寄られものの、二枚腰で逆にラスト50bでは
突き放しにかかったモナクカバキチ。12歳アラブのどこにそれほどのパワーが
隠されているのか。スタンドのボルテージは最高潮。歓声と悲鳴が交錯し…。
7/24   3R    サラ−C3(一)  1250     晴れ・良
モナクカバキチ 473 +1 松井 伸也 1.24.4 人気2
トーアタッチダウン 458  0

三村 展久

2馬身半 人気1
マルサンスマイル 449 +1 岡田 祥嗣 1馬身半 人気3
  ワコーアマルフィー 433 −1 楢崎 功祐 アタマ 人気6
  トレオン 372 +5 岡村 卓弥 クビ 人気8
× イタリアンカフェ 444 −13 藤本 三郎 7馬身 人気4
メイショウニジイロ 450 +3 周藤 直樹 3馬身 人気5
  トミケンビジュー 409 −3 岡崎 準 6馬身 人気6


フィニッシュは2馬身半の横綱相撲
カバキチ独走で輝く金字塔



 神は苦しみに打ち勝つ者だけに大いなる試練を与える。モナクカバキチは神の厳しい試練
に奇跡のパワーで見事に打ち勝った。それも8歳も年下のトーアタッチダウンに胸のすくような
大独走劇をやってのけ、高知エスケープハッチの54勝と並ぶ輝く金字塔。瀬戸内のスタンド
が絶叫したまさに涙の54勝目。伝説として一生語り継がれるであろう地方競馬最多勝の勲
章。熱砂1250に刻んだ炎の熱走、それは歴史的瞬間の壮絶な、そして真実の84秒だった。
「信じがたい12歳のどう猛パワー」松井伸也
不滅の大記録挑戦は再来週(8月6日、あるいは7日)





「直線を向いた時点で勝てると思っていた。それほど手ごたえがよすぎるくらいよすぎたし、
バテる気は全くしなかった。それにしても12歳であれだけのパワー。たいした馬です」とカ
バキチの労をねぎらう松井伸也騎手。注目すべきは地方競馬最多勝の新記録がかかる次走
だが、来週は抽選休みとなり、お盆開催の6、7日いずれかの出走となるカバキチ。夢を絶
対に諦めない12歳アラブのエンドレスファイターがいよいよ前人未踏の大記録に挑む。
歴史的瞬間の感動ドラマに日本列島の目が釘付けとなる。





7/24   9R    サラ−B3(一)  1600     晴れ・良
ディープドリーム 479 −3 楢崎 功祐 1.47.7  人気2
アンテリジェンス 491 −4 池田 敏樹 1馬身 人気1
  グランドオーク 462 +1 岡村 卓弥 4馬身 人気9
ハカタアレイオーン 468 −9 三村 展久 1馬身半 人気3
フジエスウィッシュ 482  0 周藤 直樹 3馬身 人気5
× セトウチスイング 410 +2 佐原 秀泰 3馬身 人気4
  エヌティースター 489 −1 岡田 祥嗣 1馬身半 人気6
  フライングソイル 483 +3 松本 剛志 5馬身 人気7
  オースミユニバース 463 +4 藤本 三郎 2馬身半 人気7

馬連  5−6 160 馬単 5−6 300 3連単 5−6−1 10910
S 前  6 8 5 1 7 3 2 9 4
3 角  6 5 8 1 3 7 2 4−9
4 角  6 5−8 1 3 72  4 9

予想どおりの独り旅アンテリジェンス
ディープドリーム早々と3番手マーク

 
 きょうのホームページはモナクカバキチのアラブ最多勝タイという大記録に時間を費やされ、メインレースは縮小してアップをせざるを得なくなりました。あらかじめご了承ください。独り旅が打てるアンテリジェンスに距離得意のディープドリームがどう攻略するか。そして最大惑星は絶好外枠を引いたハカタアレイオーン。三つ巴戦の様相だ。レースを支配したのはアンテリジェンスだ。強力な同型が不在ということもあり、 スタートからスムーズにアドバンテージを取った。ハカタアレイオーンが2番手をキープし、そしてディープドリームは早々と3番手マーク。やはり人気の3頭で決着をみるのか。
逃げ込み図る池田敏樹アンテリジェンス
そうはさせじと楢崎功祐ディープドリーム

 
 楽々の独り旅と思われたアンテリジェンスだが、向正からは意外にペースは速くなった。ハカタアレイオーンの三村騎手がアンテリジェンスをピッタリとマークし、3番手から勝負どころの三分三厘からはディープドリームが猛追。アンテリジェンスにとってはけっして楽なペースではなく、4コーナーからの脚色は完全にディープドリームが勝っていた。 それでもしぶといアンテリジェンス。二枚腰で踏ん張るが…。
 

予想どおりの壮絶なマッチレース
パワーで一気粉砕ディープドリーム




 最後はディープドリームが笑った。夏に弱いタイプのディープドリームだが、体がピリリと引き締まって最近のなかでは一番いい状態に仕上がっていた。ゆったり行けるマイル戦ということもあり、スタートから馬がスムーズに走れた。直線でアンテリジェンスの執拗な粘りに手こずったが、最後はパワーで相手をネジ伏せた。終いの持久力、勝負強さはさすがというべきか。


1R おはようモーニングとく戦」 C2−1
福山で2勝目!!三村キガチャン完勝



   
 フレンズオペラ、パートナーラブが絶好のスタートを切ったが、外から持ったままでキガチャンが主導権。スピードの乗ったフットワークでマイペースに持ち込む。高知アメリゴはもちろんキガチャンを徹底マーク。カギチャンに1馬身以内という射程圏で逆転Vへ流れは最高だ。勝負どころからアメリゴよりもマルサンモンローズが早めに動いて逃げるキガチャンに襲いかかり、アメリゴは一旦3番手に後退。直線ではキガチャンの逃げをマルサンモンローズが捕らえるシーンもあったが、自己条件に戻ればさすがにキガチャンの実力が違った。ラスト100では再び加速して後続を突き放し、
ラスト50で2番手に盛り返したアメリゴを振り切って福山2勝目をゲット。これでキガチャンは転入以来、8戦2勝、二着6回と連対率は依然、100%を維持。

2R 高知・福山連携「魚屋万蔵宅シリーズ10戦 C3(二) 1250
目下絶好調!!テンテンレジェンド横綱相撲

 2コーナーから先頭に躍り出たテンテンレジェンドがスピードにモノを言わせ、ミリオンクリスタル以下を全く寄せつけず、豪快な逃げ切り勝ち。夏場になってグングン体調が上向いたテンテンレジェンド。一時期は低迷期に陥って素質を生かせなかったテンテンレジェンドだが、4歳の夏になってひと皮むけた姿。今回の勝利をキッカケに快進撃をやってのける可能性もなくはない。
7R 会心V!!岡村卓弥が2勝目  3歳−1 1250
メイショウユウカで直線イッキ決着


  岡村卓弥、メイショウユウカで2勝目をマーク。「スタートで多少遅れて道中砂をモロに被り、反応がかなり悪かった」(岡村騎手)だが、3コーナーからは3番手からスムーズに動き出し、大逃げを打ったメイショウセキトバをゴール寸前
で捕らえて実に味のあるレース内容。「ヒヤリとしましたが、交わせて肩の荷が下りました」と岡村騎手だ。


2011上半期リーディング表彰 (1/2〜6/30)



トレーナー    高本 友芳   191戦 46勝
 
ジョッキー     三村 展久  338戦 67勝
 
最優秀厩務員   石井 知義 (小嶺きゅう舎)