8/14  10R    ファン投票 3歳上    1600     晴れ・良
マルハチゲティ 484 −5 倉兼 育康 1.45.6  人気1
シルクウィザード 513 +2 渡辺 博文 クビ 人気2
  シルクプレスト 512 +1 佐原 秀泰 4/3 人気4
× ビービーバイラ 411 +3 楢崎 功祐 4馬身 人気7
クラマテング 499 −4  勝則 1馬身半 人気3
ミラクルタイザン 460 −1 藤本 三郎 4/3 人気6
  ムサシボー 451 −3 黒川 知弘 2馬身 人気8
  シルクプラチナム 509 +11 山田 祥雄 大差 人気9
  モエレパーフェクト 489 −3 三村 展久 8馬身 人気4

馬連 2−3 170 馬単 3−2 250 3連単 3−2−6 2510
S 前  1 7 8 6 2 3 4 9 5
3 角  7 1 2 3 6 8 4 5 9
4 角  2 3 7 6 5 4 1 9 8

中団待機!!お互いを意識する二強
シルクウィザードを徹底マークのマルハチゲティ




 
  例年だとお盆開催のあとは1週間リフレッシュできるのだが、今年はそうはいかない。この暑さでバテバテ。あすには次回のメンバー発表があり、すぐ紙面作成の準備が…。特に今回は頭数減で10レース編成となるため、記事を埋めるのが大変。疲れがどっと出そうだが、がんばるしかない。夏クライマックス!!ファンの夢が走る灼熱の最速伝説、2011金杯だが、3連覇を狙う高知からは超ド級の大器として前評判の高いマルハチゲティが自信の参戦。果たして地元シルクウィザードは高知の3連覇を阻止することができるのか、いずれにしてもマッチレースの公算大だ。それにしても予想どおり、スタートから激しい競馬になった。最内枠を利してシルクプラチナムが先手を奪い、クラマテングの嬉騎手、モエレパーフェクトの三村騎手も気合を注入して果敢な攻める。シルクプラチナムは無理せず、4番手の追走で前4頭から3馬身遅れでシルクウィザード、マルハチゲティと続き流れだ。シルクウィザードの渡辺騎手はマルハチを、そして倉兼騎手はウイザードを明らかに意識した乗り方。果たしてマッチレースになるのか…。

3角で先頭に立つタイショウロマン
松井ヒルノラディアンも猛然とスパート




 
 逃げるシルクプラチナムだが、クラマテングも手応えはいつもよりいい。向こう流しからシルクプレストがインを突いてスッと前2頭に接近。その外にモエレパーフェクトが追走だ。向正にさしかかってもシルクウィザード、マルハチゲティは互いに牽制し合い、動こうとしない。この二強、一体どこでスパートするのか。栄光のゴールまであと600bを切った。

まさに熱狂!!スタンド揺るがすパワーゲーム
二強が動いた!!3角過ぎからシルクウィザードがスパート






 夏クライマックスの夢舞台にふさわしい衝撃のシナリオだった。3角では一旦クラマテングが先頭に躍り出てスタンドからは「ウォー!!」という大歓声が轟いた。が、それも一瞬でしかなかった。渡辺騎手が激しく手綱をしごいてシルクウィザードが3、4コーナー中間から先頭に立ち、そしてシルクウィザードが動くのをみて倉兼のマルハチゲティもスパート開始だ。3角先頭のクラマテングはあまりに殺人ペースに4角でタオル。好位のインをマークしていたシルクプレストが直線で外へ持ち出して二強に食らいつく。シルクウィザード、マルハチゲティのマッチレースなのか、あるいはシルクプレストがレコード王子の意地をみせるのか。まさに戦慄のデッドヒートだ。
凄まじい叩き合い!!渡辺 VS 倉兼
ウイザードか!!マルハチか!!勝つのはどっちだ


 
 直線100bではマルハチゲティが一旦抜けたが、瀬戸内王シルクウィザードが猛烈なパワーを駆使して応戦。ラスト50では盛り返して頭ひとつのリードを奪った。昨年の金杯もそうだったが、ゴール前の息詰まる死闘にスタンドは大興奮。必死に耐えるシルクウィザード、そして外からマルハチゲティの倉兼騎手も渾身の手綱で応戦だ。
高知3連覇!!噂どおりのマルハチゲティ
地元のリベンジならず…ウィザード無念


 
 ゴール前の強烈なひと伸び。「これまで福山で遠征した中では最強のランナー」と福ちゃん出版社の岩崎TMが絶賛したとおり、マルハチゲティは瞬発力に優れ、並んでからの勝負強さも特筆ものだった。昨年のホーマンクラフトのVTRを見ているような錯覚に陥るほどラストは強烈なインパクトを残したエンディング。さすがの瀬戸内王シルクウィザードも鬼脚マルハチゲティに脱帽するしかなかった。
ホッと胸を撫で下ろす倉兼育康
昨年に続き、豪快に金杯連覇

 福山のコースと相性のいい倉兼騎手。1000勝もこの福山だった。そして金杯は昨年のホーマンクラフトに続き、連覇という快挙をやってのけた。「直線ではシルクウィザードにヤラれたと思ったが、勝ててよかった。とにかくタフな競馬だった」と苦しみ抜いた金杯戴冠に満面の笑みを浮かべた。
全力は出し切った!!負けて悔いなし
渡辺博文シルクウィザードに大拍手
 すべて出し切っての敗北。高知の3連覇を許したものの、超大器マルハチゲティ相手に互角の勝負を挑んだシルクウィザードと渡辺博文のコンビ。食いがないといえばウソになるが、夏負け症状であれだけやれれば立派。今後のシルクウィザードだが、もちろん狙いは秋の菊花賞。この夏はリフレッシュして涼しくなる秋競馬に備えてほしいものだ。
無限の可能性を秘めるマルハチゲティ
松木厩舎は金杯3連覇の偉業
 ゴールを過ぎた瞬間、私に「勝ったんかな?」と心配そうに問いかけた松木師。秘密兵器マルハチゲティでなんと金杯3連覇。昨年がホーマンクラフトで一昨年がセトノヒット。3連覇は凄すぎる。自在性があって持久力も抜群のホーマンクラフトは今後、地方のダートグレードで高知代表として活躍の場が与えられそうだ。これからもマルハチゲティから目が離せない。
福山でも大人気の倉兼育康
南国土佐が誇るスーパーテクニシャン


 高知では赤岡修次と人気を二分する倉兼育康。大舞台での強靱な精神力はもちろん、研ぎ澄まされたテクニックは進化する一方。さすがに福山でもファンが多く、なんとサインほしさに行列ができたほど。凄いぞ!!倉兼育康。

4R 福山・高知連携「対潮楼シリーズ5戦」 3歳−5 1250
転入2走目サクラオイデがパワーでV決着



  
 新顔グラスマーチが好スタートからペースを掴んだが、三村サクラオイデがグラスマーチを徹底マークの2番手。ジツリキグランデ、キタセンアイズと続き、高知マンデルクローネは中団の外からじわじわ先団に接近する構えだ。前2頭が後続を引き離し、一旦はマッチレースかと思えたが、4角手前でサクラオイデがグラスマーチを捕らえるとグラスマーチは一気に失速。直線で2番手に進出したジツリキグランデの猛追を退け、サクラオイデが転入2走目で美酒に酔いしれた。高知マンデルクローネは終始行き脚がつかず、中団のまま不本意な4着敗退だった。

5R 福山・高知連携「対潮楼シリーズ6戦」 3歳−4 1250
積極策でオウエイミステリー福山初勝利

 
 
 高知モズインフィニティがダッシュつかず、後方からの追走。ディアアルジャンが果敢に飛ばし、オウエイミステリーが絶好2番手で最高の流れ。クリスタルステージ、ディアリール、そしてコニコニも外から岡村騎手がステッキを飛ばして追撃態勢。オウエイミステリーは直線で単独先頭に立ち、外から強襲のコニコニ、中を割ってしぶとく食い下がるクリスタルステージを抑え込んで転入5戦目にしてVを奪取。高知モズインフィニティは全く見せ場なく完敗といいところがなかった。

6R 福山・高知連携「対潮楼シリーズ7戦」 3歳−3 1250
一気逃げ!!楢崎サクセスブリンクだ
 
  人気のナリタフラッシュがスタートからインに包まれて気分を損ねた走り。勝負どころの三分三厘から佐原騎手が追撃を開始するが、終始窮屈なパターンで不完全燃焼。結局は逃げたサクセスブリンク、2番手カザウタの行った行ったのレースとなり、万馬券という波乱になった。高知タニノカンピョーネは出脚がつかずに7番手という厳しい位置取り。末脚不発に終わり、きょうの高知勢は全く精彩がなかった。


 4年前に同じ園田から短期移籍ジョッキーとして7勝をマークした寺地誠騎手の勝ち星を超える
通算9勝。「ノルマは寺地さんの7勝。その数だけ勝てれば悔いはないです」と抱負を語っていた
松本剛志騎手。ふたケタ勝利には届かなかったが、抜群のゲートセンスで図太い追い込みタイ
プの馬でもスムーズに位置を取ってシャープな騎乗ぶりを演じてきたナイスガイ。きょうで3カ月
に及ぶ短期騎乗を終えるが、お別れセレモニーでは訣別を惜しむファンが表彰台に群がった。ひ
たむきな騎乗で、ひらすら野生的だった松本剛志騎手。感動をありがとう、そしてがんばる力を
我々に与えてくれた松本剛志。君を永遠に忘れない…。




ラストランとなった7レースのヒカルコンコルドは無念5着。直線では「松本!!」の熱狂コールが…


5月22日からの3カ月、松本は歯を食いしばって頑張った。一戦入魂の精神に大拍手だ



万感の想いで花束を受け取る松本剛志騎手。スタンドからは別れを惜しむエールが…。




顔を紅潮させ、西田アナのインタビューに答える松本剛志騎手。目にはキラリと光るものが…