@キューティガビー 園田  北野 真弘
Aビービーバイラ 福山  畑中 信司
 
Bユメミルチカラ 福山   嬉 勝則 
 
Cコスモピクシー 園田  吉村 智洋
Dゴールドピアース 園田  木村 健
Eフレアリングマリー 福山  楢崎 功祐
Fマルヨシロワイン 笠松  尾島 徹
Gマンボビーン 園田  松浦 政宏
Hグレイスフルムーヴ 福山 山田 祥雄
Iストロングジョイス 福山  三村 展久

2/26   9R    4歳上牝馬オープン    1600     晴・不良

ゴールドピアース 443 −3 木村  健 1.46.7 人気4
マンボビーン 489 −1 松浦 政宏 1馬身 人気2
× コスモピクシー 451 −1 吉村 智洋 クビ 人気6
10   ストロングジョイス 454 −2 三村 展久 1馬身半 人気10
マルヨシロワイン 517 −11 尾島  徹 4/3 人気3
  フレアリングマリー 432 −2 楢崎 功祐 クビ 人気5
キューティガビー 457 −15 北野 真弘 クビ 人気1
  グレイスフルムーヴ 460  0 山田 祥雄 2馬身 人気9
  ビービーバイラ 420  0 畑中 信司 4/3 人気7
  ユメミルチカラ 445 +1 嬉  勝則 大差 人気8

馬連 5−8 1360 馬単5−8 3340 3連単5−8−4 30040
S 前  5 6 4 7 9 3 10 2 8 1
3 角  5 6 7 4 8 10 9 1 3 2
4 角  5 4 7 8 6 9 10 1 2 3
 

スローの逃げに持ち込むゴールドピアース
マンボビーンはブービーから虎視眈々




 ゴールドピアースが驚異のスプリントで寒風を切り裂き女王に輝いたあの死
闘から1年。連覇を狙う疾風ゴールドピアースに、カミソリ脚マンボビーン、園
田で大輪の花を咲かせたキューティガビー、そして園田のオープン馬コス
モピクシー、さらには笠松のレース巧者マルヨシロワイン。地元の核弾頭フ
レアリングマリーも黙ってはいない。今年はどんな衝撃的なドラマ、結末が
待ち受けているのだろうか…。ゲートの瞬間、スタンドが大きくどよめいた。
園田キューティガビー1頭だけが取り残され、しんがりからの追走を余儀な
くされた。木村健のゴールドピアースがスローで巧みな逃げを打ち、地元フ
レアリングマリーが攻めの競馬に徹して2番手マーク。好位の外から笠松マ
ルヨシロワイン。コスモピクシーの吉村騎手は4番手のインから満を持す。
そしてマンボビーンはブービーから勝負どころでのひとマクリに賭ける算段
だ。


木村健の術中!!独り旅ゴールドピアース
コスモピクシーはイン狙いで応戦




  レースは完全に木村健ゴールドピアースのペース。ハリをガッチリと受け、
いかにも気分よく走っている。気分よく走っているというよりも、気分よくは走
らせているという印象だ。ゆったりとしたペースは向正にかけても変わること
はなかった。スタートから位置取りはほとんど変わらぬまま、いよいよ勝負ど
ころの3コーナーへと進んで行く。手綱を押さえたままで木村健のゴールドピ
ースにインからコスモピクシー、そしてブービーからマンボビーンが徐々にピ
ッチを上げてゴールドピアースに迫ろうとする。
松浦マンボビーンが3角から追撃開始
それでもビクともしないゴールドピアース






 スローに持ち込んで上がりの競馬にまんまと持ち込んだゴールドピアース。
松浦騎手のマンボビーンが1頭、違う脚色で襲いかかって来たのは勝負ど
ころの三分三厘だ。逃げるゴールドピアースを射程圏に入れ、馬場の大外か
ら専売特許のカミソリパンチを繰り出すマンボビーン。その瞬間、スタンドの
ボルテージは最高潮に達した。
ガッツポーズの木村健!!ゴールドピアース
カミソリの切れも及ばずマンボビーン無念「銀」



 木村健の独り舞台だった。スタートからスローに持ち込み、木村健はゴール
ドピアースを巧みに捌いた。3コーナーからは後続を引き離しにかかり、コスモ
ピクシー、マンボビーンが接近してくるとひと呼吸入れてゴールドピアースの脚
を残す心憎い騎乗。馬場の大外から強襲する松浦マンボビーンにも全く動じな
かった。まさに木村健の独り舞台。ゴール前ではスタンドに向かってガッツポ
ーズが飛び出す余裕。大舞台に強い千両役者、木村健ならではの芸当だ。

「マイペースの競馬で会心」木村健
スプリント全開!!ゴールドピアース


 「終始、楽な流れでゴールドピアースにとっては最高の流れ。それにしても
スピードは一級品。会心の勝利でした」とレースを振り返る木村健。他馬は
完全に木村健の術中にハマった感じだ。
結果2着でも瞬発力をアピール
敗れて強しのマンボビーンだ


 木村健にしてやられた松浦騎手。綺麗な顔で引き揚げてきたゴールドピアース
とは対照的に、マンボビーンは泥だらけで激戦を物語っていた。スローの逃げに
お手上げの状態だったマンボビーン。自分からレースを作りに行かざるを得ず、
勝負どころで脚を全能力使わされるハメに…。あのペースではマンボビーンにと
っては厳しい。が、それでもブービー追走から矢のような脚でゴールドピアースを
脅かしたカミソリパンチはさすがだ。

インから二枚腰のコスモピクシー
 


 
一旦、死んだふりでインから二枚腰を繰り出し、アワヤ2着の底力を発揮
したコスモピクシー。さすがにハイレベルのオープンで名脇役として君臨す
る実力派だけのことはある。体調不安説が伝えられていたが、そのしぶとい
レースに拍手。
福山のファンも木村健劇場に興奮
播磨地の貴公子がパーフェクト騎乗


 
さすがというほかない木村健のスーパーマジック。勝利インタビユーでも堂々
としたもの。ここ一番、木村健の手腕が冴え、ゴールドピアースを連覇へと導い
た。有無をいわせぬパーフェクト騎乗だった。


 


 ピンクの帽子を激しく上下に揺らし、辿り着いた栄光の3000勝ゴール。ケガ
に泣かされ続けたジョッキー人生だった。一時は騎手を断念せざるを得ない
ほどの苦悩にも見舞われた。が、勝負に賭ける男の執念、その凄まじいばか
りの闘争心が岡崎騎手を甦らせた。歯を食いしばり、血と汗と涙で炎のごとく
勝ち取った3000勝の金字塔だ。岡崎騎手の鬼迫にハンミョウも鋭い反応をみ
せた。4角先頭から直線では一旦、ウィッシュウインに交わされたものの、そ
こから驚異のパワー騎乗で神かがりともいえる衝撃的なフィッニッシュで歴史
的瞬間の1ページを鮮やかに刻み、スタンドを熱狂させたマジシャン、岡崎準。
3000勝はあくまで通過点でしかない。「生涯一騎手」の精神を貫く51歳のエン
ドレスファイターはこれからも闘い続ける。
スタンドにゴーグルを投げ入れる岡崎準




 ウイニングランのあと、スタンドに向かって記念のゴーグルを投げ入れる
岡崎準。ファンの割れんばかりの声援に岡崎準は「どうもありがとうござい
ました」と顔を紅潮させて応えていたのが印象的だった。


畑中信司「お別れセレモニー」(6レース終了後)
瀬戸内に旋風!!まさに脅威の通算27勝



 
6レース終了後には「畑中信司・お別れセレモニー」が行われ、畑中騎手
との別れを惜しむファンで表彰台は人、人、人の波であふれた。中川調教師
も参列して行われたこのセレモニー。スタンドからは「畑中!!金沢での活躍祈
っている」とファンから熱いエールが送られた。きょうの1レースでもジョウテン
ホープで見事な騎乗を演じ、6レースでトップウイナーコンを福山初勝利へと
導き、通算の勝ち星を「27」と伸ばした畑中騎手。「また福山へ来てください」
と多くのファンから握手を求められた畑中騎手。金沢へ帰すのは惜しいジョッ
キーだ。



またチャンスがあれば福山に期待です。「がんばれ!!福山」と右手を力強く突き上げる畑中信司

すっかり福山で人気者となった畑中信司。サイン攻めにも笑顔で対応するなど、好感度は抜群。