@ムツミクロフネ  福山  池田 敏樹
Aハートランドスノー  園田  田中 学
 
Bリワードプレゼンタ  高知  岡田 祥嗣
 
Cガイヤクイン  佐賀  吉田 順治
Dカンピオーネロサ  福山  周藤 直樹
Eメイレディ      園田  木村 健
Fマーメイドジャンプ  笠松  東川 公則
Gクーヨシン    福山  佐原 秀泰
Hタッチデュール  笠松  渡辺 博文
Iキミニコイシテ   笠松  尾島 徹


3/19   10R  全国交流  3歳−牝馬  1800     晴れ・重

10   キミニコイシテ 508 −12 尾島  徹 1.59.4 人気5
メイレディ 484 −2 木村  健 クビ 人気1
× マーメイドジャンプ 408 −11 東川 公則 クビ 人気6
クーヨシン 440 −2 佐原 秀泰 1馬身 人気3
ガイヤクイン 420 −13 吉田 順治 2馬身半 人気4
ハートランドスノー 462 +4 田中  学 2馬身 人気2
  ムツミクロフネ 492 +3 池田 敏樹 6馬身 人気8
  リワードプレンダ 421 −4 岡田 祥嗣 2馬身 人気8
  タッチデュール 433 +6 渡辺 博文 半馬身 人気7
  カンピオーネロサ 475 +3 周藤 直樹 3馬身 人気10

馬連 6−10 1260 馬単10−6 4720 3連単10−6−7 54210 
S 前  6 8 7 8 3 9 1 5 2 4
3 角  6 8 7 10 2 3 9 5 4 1
4 角  6 8 7 10 2 4−3 9 1 5
 
スタート抜群クーヨシン2番手
鋭い二の脚でハナ奪うメイレディ



  昨日の阪神大賞典、4冠馬オルフェーヴルの2012年初戦はまさかの3角暴走劇。
前代未聞のアクシデントがありながら、そこから体勢を立て直して勝ち馬に半馬身差
まで詰め寄ったあの脚はまさに化け物。気性の難しさをモロに出した一戦だが、とに
かく競走能力は規格外。凄すぎるぞ!!オルフェーヴル。陣営は今後、どう立て直してい
くか、いずれにしても日本が誇る4冠馬の動向が注目されるところだ。福山競馬は全国
レース発売される注目のメモリアル若草賞。アラブの血が騒ぐか、クーヨシン。先週、
先々週あたりは体つきがスリムに映り、毛づやも平凡だったクーヨシンがレースが近づ
くにつれて大幅な体調アップ。園田メイレディ、ハートランドスノー、そして佐賀ガイヤク
イン相手にどんなどんなレースを演じてくれるのか。エースの紙面でコラム執筆を依頼
した競馬ライターの井上オークスさん、土屋真光さんはともにクーヨシン期待で意見が
一致だ。そのクーヨシン、スタートは絶好。が、無理に仕掛けず、メイレディを行かせて
マイペースの2番手でチャンスをうかがう。絶好位に笠松のマーメイドジャンプはイン
から、そしてキミニコイシテは好位の外4番手で上々の行きっ振りだ。意外だったのは
ハートランドスノー、ガイヤクインの位置取りだ。先団に接近した中団キープと予測して
いたが、これほど出脚がつかないとは…。前のペースがかなりスローでこれだけ置か
れてはレースが厳しい。


逃げるメイレディを執拗にマーク
Vペースのクーヨシンにスタンド熱気




 快調なペースで飛ばすメイレディだったが、クーヨシンも負けていない。「相手
はメイレディ!!」とばかり、佐原騎手はスタートから執拗に木村健を徹底マーク
だ。3コーナー手前から笠松勢も徐々に前2頭との距離を詰めて行き、レース
はいよいよクライマックス。輸送競馬に課題を残すメイレディにクーヨシン、さら
にはマーメイドジャンプ、キミニコイシテがどこで襲いかかるのか…。

白熱の三分三厘!!スタンド悲鳴
押し切り狙うメイレディだったが…



 スローだった流れが急速に速くなったのは勝負どころの三分三厘だ。逃げるメイレディ
にクーヨシンが急接近。インを突いてマーメイドジャンプ、馬場の大外に持ち出してキミニ
コイシテも凄まじい迫力でメイレディに迫ってくる。ハートランドスノー、ガイヤクインはあま
りにも前半のロスが大きすぎた。ピッチを上げて先団に食らいつこうとするが、すでに脚
色はつつ一杯だ。
逆転女王!!笠松キミニコイシテ執念のV
ゴール寸前で力尽きた木村健メイレディ




 赤い火花散るゴール前の叩き合い。メイレディの木村健が激しいステッキをメイレディ
に叩き込んで最後の踏ん張り。が、赤いシャドーロールも鮮やかに尾島徹のキミニコイ
シテがド迫力のパワーを駆使して逆転ドラマの主役を見事に演じ切った。一瞬のうちに
メイレディを捕らえて威風堂々の女王戴冠。連戦疲れが危惧されていたキミニコイシテ
だが、ラスト1ハロンでは自慢の破壊力を爆発させてメイレディの野望をものの見事に
打ち砕いた。好位のインからマーメイドジャンプもアワヤの見せ場。ひとつ間違えば笠
松のワンツーになっていたほどの大激戦だった。そして、ラスト50b。スタンドからの大
声援もむなしく、クーヨシンは痛恨の4着に…。
福山と相性のいい尾島徹!!魅せた豪腕


 2008年、あの記憶が脳裏に甦る。オッズパークグランプリ2008、伏兵マルヨスポット
が驚異のレコードでVゴールを駆け抜けた4年前。福山コースに相性のいい尾島徹が魅
せた壮絶なパワー騎乗。3角では一旦死んだふりで脚を余し、ラストの1ハロン勝負に賭
けたレースの読みはさすがというほかない。東京2歳優駿8着の戦歴はダテではなかっ
たキミニコイシテ。名前のごとく、その切れ味は君に恋してだ!!

大一番でまたも痛恨「銀」木村健


 うなだれた表情で引き揚げてきた木村健。輸送の不安は絶妙なペース配分でなんとか
押し切るかに見えたが、キミニコイシテの切れに屈した。園田クイーンセレクション続き、
またしても笠松勢に脱帽するしかなかったメイレディ。女王獲りは夢物語に終わった。

イン強襲も及ばずマーメイド3着


 3コーナーからインを突き、キミニコイシテを一旦捕らえたマーメイドジャンプ。ゴール前
ではアワヤのシーンを作り出したが、輸送で馬体が目減りしていたことが最後の最後で
響いた。それでも好スタートを決め、確かなスピードセンスは見せつけた。

クーヨシン4着も光が見えた!!


 4着表示のわくわくビジョンを無念そうにみつめるクーヨシンの佐原騎手。結果は4着で
もメイレディの2番手を果敢にマークし、ラスト50bまではほぼ互角の戦いを演じてみせた。
全国レベルの壁は想像以上に厳しかったが、クーヨシンにとっては今後へ繋がる走りだっ
たことは確かだ。アラブの血を引くパワーヒッターの真価発揮はこれからだ。

女王ロードを歩むか!!キミニコイシテ



 「3角では一旦、ダメかと思った。意外に反応が悪かったですが、そこからまた行く気に
なってくれて…。バテない馬なので最後に賭けましたが、よく動いてくれました」と尾島
徹騎手はホッと胸をなで下ろした。ラスト1ハロン切れに切れて女王戴冠を成し遂げた
キミニコイシテ。
持久力があり、勝負根性も群を抜く笠松の赤いパワーランナー。今後の
期待が活躍されるところだ。