首をグッと下げて気合充満のカバキチ


 快挙達成の予感がひしひしと伝わってくる。夏場になって精気が
完全に甦ったモナクカバキチ。リーチから11カ月もの歳月が流れた。
ここ2戦は連続2着とスタンドはタメ息まじりの重苦しいムードが漂っ
たが、いよいよ日本列島が狂喜乱舞する瞬間が訪れようとしている。
それを信じたい。怖いのはミチわえんぺーらーの逃げのみ。夢を叶
えるか、アラブ13歳。伝説の不死鳥がVゴールをめざす。

ゲート出負けも2角からエンジン加速



 ミチワエンペラーの逃げだと信じ切っていたが、外枠から果敢にハ
ニーポケットがアドバンテージを取り、ドリーブが2番手という思わぬ
展開。モナクカバキチはきょうもゲートの一完歩が甘く、好位確保に
無理脚を要求された。それでも2コーナーを過ぎるとエンジンが掛か
り、3番手まで進出。いくらか馬場にノメり気味だったが、前の2頭を
執拗に追い駆けるカバキチ。果たして夢は叶うのか。

4角先頭ドリーブに食らいつく
カバキチ執念の熱走だ!!




 位置を取るまでにかなりの体力を費やされたカバキチ。手ごたえ
十分で4角先頭に躍り出たドリーブに対し、カバキチはすでに逆転
するだの体力は残されていなかった。気力だけで踏ん張り抜いた
カバキチだったが、2馬身の差は最後まで埋めることはできなかっ
た。

3戦連続2着!!悔やまれるゲートの甘さ
それでも大好きな夏に快挙を誓うカバキチ




 またしても痛恨の2着。ゲートクリアで自分のペースで競馬ができ
なかったことが結果となって表れた。それでも不屈の闘志で最後ま
であきらめずに走り抜いたカバキチ。地方競馬最多勝タイという大
記録を成し遂げたのは昨年の7月。縁起のいい7月にアラブの不死
鳥は奇跡を起こす。





@メイライト
Aエムエスガンバ
Bエフキュースター
Cカイロス
Dゴールドライセンス
Eマルサンリンカーン


6/30  3R   2歳−新馬   800    雨・稍重

カイロス 488  佐原 秀泰 0.48.5 人気1
メイライト

448 

池田 敏樹 3馬身 人気3
マルサンリンカーン 431  岡田 祥嗣 3馬身 人気2
  ゴールドライセンス 421  三村 展久 半馬身 人気5
エムエスガンバ 440  周藤 直樹 4馬身 人気4
× エフキュースター 439  藤本 三郎 6馬身 人気6

スタートセンスも上々のカイロス


 ゲートが開くと同時に勢いよく飛び出した大物カイロス。「並んでいられるのはゲート
の中だけ」といわんばかりのスタートセンスだ。二の脚の鋭いメイライトが2番手に構
えだが、能検でシャープなスピードを披露したマルサンリンカーンはゲートのタイミン
グが合わず、ブービーからの追走を余儀なくされた。
3角から一段と加速力アップのカイロス


 前評判にたがわぬスピードレベルだった。池田騎手のメイライトもカイロスを
追いかけるのにひと苦労。3角からグングンと加速して独走ゴールへと向かう
カイロス。ラスト2ハロン、どんな強さで決着をつけるのか。
物見をして集中力に欠けたカイロス
それでもフィッニシュは軽く3馬身





 3角までは大差がつくと思われたカイロスだが、直線を向くと気性面の幼さがモロ
に出てしまった。「手前を替えないし、物見もひどく…」と佐原騎手は直線半ばから
カイロスに気合を注入。まだまだ競走馬になり切っていないカイロスだが、それでも
メイライトに軽く3馬身。使い込んでレースを覚えてくればかなりの大器に成長する
ことは確実。魅惑のルーキーがさっそうと産声をあげた。



 「ワシより足が長いし、イケメンやな。弱っちゃうな」と困惑気味?の黒川騎手(左)



 若さ弾ける20歳。駆け足でシュンプウハーバーの騎乗に向かう、遠藤健太騎手
福山初戦はシュンプウハーバーで4着


 きょう30日、あす1日の2日間、大井の遠藤健太騎手が応援騎乗
として福山で手綱を取る。遠藤騎手は平成3年11月18日生まれの
20歳。戦績は366戦17勝(6月28日現在)。いきなり1レースから
騎乗(シュンプウハーバー)した遠藤騎手。中団待機からしぶとく伸び
て4着入線。結果完敗でも、直線追い出してからの凄みある騎乗ぶり
は大器を予感させるもの。楽しみな逸材だ。






6/30  9R  B1・B2   1250    曇り・稍重

グラスレジェンド 507  0 渡辺 博文 1.23.5 人気1
オースミライセンス

478 +7

佐原 秀泰 1馬身 人気4
  シルクナイスガイ 408 −2 山田 祥雄 アタマ 人気6
  ムジョウ 501 −6 松井 伸也 2馬身 人気7
フレアリングナイト 430 +2 藤本 三郎 半馬身 人気2
メイショウチュラマ 453 −2 池田 敏樹 1馬身 人気3
× スカイボーイング 494 +4 周藤 直樹 2馬身半 人気5
  ビクトリーヒマワリ 432 +3 野田  誠 2馬身半 人気8

馬連 1−5 550 馬単1−5 1040 3連単1−5−8 7350
S 前  4 5 1 2 3 6 8−7
3 角  4 5 1 3 2 6 8−7
4 角  4 5 1 3 6 2 8−7
 
逃げるメイショウ、追うオースミ
グラスレジェンドは気合注入で3番手





 きょうはモナクカバキチ、そして2歳新馬戦、さらには応援騎乗の遠藤騎手と
ホームページが大忙し。丈夫で長持ちの私もさすがに疲れてしまった。頭痛と
眠気が襲っており、メインは縮小してお届けすることを御了承下さい。大乱戦
ムードとなったきょうのメイン。メンバー軽減でグラスレジェンドが一応主役だが、
潜在能力が確かなフレアリングナイトにもチャンスは十分だ。レースは予想ど
おりメイショウチュラマが逃げて、オースミライセンスが2番手という流れ。そし
て後方に位置すると思われたグラスレジェンドだったが、渡辺騎手がスタート
から激しくステッキを振るい3番手キープ。内々の窮屈な流れだったが、鞍上
の気合にしっかり反応していた。

逃げ脚冴えるメイショウチュラマ
3角から乱ペースでレジェンドがインを突き…




 実力伯仲の一戦にふさわしい大激戦。必死に耐えるメイショウチュラマだったが、
直線150bでつつ一杯。代わってオースミライセンスが一気に脚を伸ばし、外から
凄みある脚でムジョウが先団に接近。そして4角で一旦は脚色が衰えた印象のあ
ったグラスレジェンドがインを突いて息を吹き返した。まさに横一線のデッドヒート。
イン強襲!!渡辺グラスレジェンドだ
パワーで久しぶりの美酒





 巨体を激しく揺らし、グラスレジェンドがインから強烈な勢いで乱戦にケリをつけた。
4角で一旦死んだふりでラスト200bに賭けた渡辺騎手のファインプレーがキラリ。
3歳時は福山王冠を制したほどのランナーだが、2年半で3勝しかできなかったの
が不満。それでもきょうは全盛時をほうふつさせる豪快なアクションでエンジン全開。
開始半の一番だった。


  冠レース  中西大輔誕生日記念
7R  ミスターピンク内田利雄「9勝目」ゲット
ウィッシュガバナー、エイシンホース1着同着



 冠レースで初の1着同着。ミスターピンク内田利雄のウィッシュガバナー
が絶好枠から果敢な逃げを打ち、直線矢のような脚でエイシンホースが
強襲。ゴールはかなりきわどくなったが、結局はウィッシュガバナー、エイ
シンホースが1着を分け合った。ミスターピンク内田利雄はこれで9勝目。
ちなみに1着同着で記念撮影が難しく、残念ながらこのホームページで
中西さんたちの写真が撮れませんでした。申しわけありません。


8R 園田から転入アグネスクローバー会心


 カイ食いが細く体調が懸念されたアグネスクローバーだが、園田の中央
交流でもスピードで見せ場を作っていた実力は一枚上だった。3番手の構
え、勝負どころからパワーを爆発させての初陣V。体つきがスリムでこれから
どう馬体を戻していくかだが、スピードセンスはなかなか。問題は距離が延
びた場合だろう。
 


『福山競馬騎手から”わたがし”無料配布』
                              28日・シャトル神辺



 28日16時〜シャトル神辺で行った『福山競馬騎手からのわたがし無料配布』の画像で
す。 池田・黒川・藤本の3騎手が、シャトル神辺に来場したお客さんに自分たちで作った
わたがしを手渡し、大好評でした!(レポート・西田シゲ  写真提供:広島県調騎会)