笠松からの新顔キンイロノカゼで片桐騎手が通算1600勝をゲット。強烈なダッシュで2コーナーからは他馬を3馬身、4馬身、5馬身と大きく引き離したキンイロノカゼが終始持ったままで衝撃的な福山でビュー。片桐騎手とのコンビで豪快に初陣を飾った。ケガで戦列を離れていた片桐騎手だが、昨日はメインのウーシエンダーで1600勝にリーチを賭けるなど、本来のパワー騎乗が甦った片桐騎手。「乗っていて楽だっ。これからも一戦入魂の精神でがんばり抜くだけです」と新たな誓い。スイグン、ラピッドリーランで一世を風靡して、その名は全国区の片桐正雪。闘争心衰えぬ42歳の挑戦は続く。

 




9/2  10R   A1    1600    良 

フレアリングマリー 424 −6 周藤 直樹 1.45.5 人気2
シルクプレスト 504  0 野田  誠 2馬身半 人気3
グラスヴィクター 472 +3 佐原 秀泰 半馬身 人気4
  ファイトオングラス 448 −4 池田 敏樹 1馬身 人気9
サマースピード 474 −2 岡田 祥嗣 半馬身 人気1
  エンジンソウル 476  0 嬉  勝則 4馬身 人気8
  ナリタブラック 503 +2 寺地 誠一 1馬身半 人気10
  イマカツタイガー 466 −14 三村 展久 2馬身 人気5
  ディアトウシロウ 486 +2 岡崎  準 2馬身半 人気7
10 × ストロングジョイス 465 −7 片桐 正雪 4/3 人気6

馬連  1−5 430 馬単5−1 840  3連単5−1−6 2680
S 前  5 3 1 6 2 8 7 10 4 9
3 角  5 6 1 3 8 2 4 10 9 7
4 角  5 1 6 8 3 2 4 7 9 10

スタート絶好!!フレアリングマリー強引逃げ
シルクプレストは好位のイン狙いで逆襲狙う



 昨日は天国、きょうは地獄に逆戻りの猛暑復活。今年の夏はうんざりさせられるが、
来週くらいからはどうやら落ち着きそうだ。人間はクーラーで快適に過ごせるが、馬は
そうはいかない。私は人間でよかった。今夜は黒豚のとんそくでスタミナアップだ。さ
て菊花賞を占う意味でも見逃せないオープン。この夏、完全復活を果たしたフレアリ
ングリーがオープン連覇、復活3連勝をかけての登場だ。シルクプレストが立ち遅れ
気味のスタートだったこともあり、周藤騎手が何の迷いもなく、逃げに打って出た。フレ
アリングマリーがハナを制した時点ですでに結果は見えていた。逃げ馬天国の馬場、
競りかけてくる馬も見当たらず、悠々自適の逃げに持ち込んだフレアリングマリーは
いかにも気分よく走っている。エンジンソウルが積極的に飛ばし2番手をキープし、ゲ
ートの一完歩が甘かったシルクプレストは二の脚で位置を取り、金杯の再現とばかり
にインをぴつたりマークの算段だ。シルクプレストの外を併走の形でグラスヴィクター、
その直後にサマースピードが早め早めの追走だが、馬場コンディションを考えれば外
々を回らせるレースではコースロスが命取りになりそうなムードだ。それだけ馬場の内
が極端に軽すぎる秋開幕週だ。


どうにも止まらないフレアリングマリー
外からサマースピードが迫ってきたが…



 まさに夏女のバイタリティーとでも言おうか、フレアリングマリーは勝負どころを
過ぎて4角にさしかかると一段とスピードに勢いを増し、独走態勢を敷く。シルク
プレストはスタートから終始インでスタミナを温存し、直線1ハロンでフレアリング
マリー逆襲に賭けたが、その差はほとんど詰まることはなかった。グラスヴィクタ
ー、サマースピードは外々を回るしか打つ手がなく、前2頭に食らいつこうとする
が、イン有利の馬場にどうすることもできなかった。


金杯2着シルクプレストも脱帽!!
周藤乱舞!!フレアリングマリー完璧V





 こういった勝ち方をパーフェクトと呼ぶのだろう。抜群のゲートを決め、マイペースの逃げ
に持ち込んで無理脚を全く使わず、上がり3ハロンで爆発力を全開させたフレアリングマリ
ー。とにかくケチのつけられないスピードとパワーで終わってみればシルクプレストを突き
放すこと2馬身半。クラマテングが菊3連覇へ向けて近いうちに戦列復帰へ名乗りを上げ
るが、若さと勢いでは断然フレアリングマリー。福山大賞典で全盛時のクラマテングを慌
てさせたように、スタミナも文句なしのフレアリングマリー。秋の頂点に立つのは11冠馬ク
ラマテングでもなく、
桜花賞馬サマースピードでもなく、瀬戸内が誇る女帝フレアリングマ
リーか。本番はまだ先の話だが、 今年の菊は周藤騎手の豪快なガッツポーズが見られ
そうだ。
イン強襲の申し子!!野田誠
結果完敗もシルクプレストがインから2着



 昨日のタガノフライトもそうだったが、スルスルとインを忍者のごとく忍びより、直線で
完全燃焼させる野田マジックには脱帽。2レースのオースマートも見事だったが、7レ
ースのインターケーランは図ったような乗り方でインを一気に強襲。馬場コンディション
にもよるが、内の軽い馬場だと野田騎手のイン強襲が猛威を奮うか。エンジン全開だ。