多くのファンで賑わう福山・高知フレンドリージョッキーズC紹介式


 3レース終了後に行われた福山・高知フレンドリージョッキーカップの紹介式。福山
でも人気絶大の赤岡修次を筆頭に、南国と差のミスターレッド永森大智、ケガから不
死鳥のごとく甦った宮川実と役者が揃った。高知が誇るイケメントリオが瀬戸内の砂上
にどんなパフォーマンスを魅せてくれるのか。



パドックに並ぶ賑やかな高知競馬の横断幕。これだけでもレースの盛り上がりがひと味違う


5R ド迫力V!!南国のミスターレッド
永森大智だプラチナコレクター閃光差し

 

 三分三厘から馬場の大外を稲妻のごとく、赤い勝負服が豪快に躍った。永森大智だ、
プラチナコレクターだ。永森大智はスタートの時点から仕掛けのタイミングを図っていた。
瞬発力を生かすべく、前半はセーブして終い3ハロンに賭けたレースの読みがズバリ的
中するパーフェクト騎乗。直線1ハロンでは有無をいわせぬ切れでド迫力のエンディン
グ。永森大智の手腕が冴えた。

永森大智 1着   赤岡修次 4着   宮川実  6着


7R 日本ジョッキー界の坂本龍馬が魅せた!!
グラスマテリアルで赤岡修次「総合優勝」だ



 好位のインを狙いすました一撃必殺の強襲劇。独り旅のインテレスに直線強烈なブロ
ーを浴びせた赤岡修次がさすがのV獲り。転入8連勝のあと夏負けで体調を崩していた
グラスマテリアルも赤岡の手にかかればレースでの闘争心がガラリ一変。ここ2戦の不本
意な内容が信じがたいパワーを駆使して完璧な横綱相撲。第1戦で4着、そしてこのグ
ラスマテリアルで20ポイントをゲットした赤岡修次が総合優勝。南国土佐が誇る千両役
者の手腕に脱帽だ。

赤岡修次 1着  宮川実 4着  永森大智 6着



 
レースも、インタビューもスタンドを熱狂させた赤岡修次







9/9  9R   3歳−牝馬    1600    良 

ミッドコサージュ 421 +4 岡田 祥嗣 1.54.9 人気3
10 ヒロカミヒメ 462 −1 西川 敏弘 クビ 人気1
ディンプル 470 +15 寺地 誠一 3馬身 人気4
× ホッカイキコチャン 443 −1 野田  誠 3馬身 人気5
モンゴールド 463 +3 岡崎  準 アタマ 人気2
  キモンパーティー 419 +2 片桐 正雪 ハナ 人気9
  カンピオーネロサ 482 +6 渡辺 博文 1馬身 人気8
  ウィツシュガバナー 443 +10 小谷 周 3馬身 人気10
  オブリラブ 435 −5 山田 祥雄 2馬身半 人気7
キモンエンジェル 450 −1 三村 展久 5馬身 人気6

馬連 8−10 520 馬単8−10 1110  3連単 8−10−9 6140
S 前  8 10 9 1 2 3 6 5 7 4
3 角  8 10 9 1 2−3 7 6 5 4
4 角  8−10 9 1 2 3 7 5 4 6

さすがの速さでミッドコサージュ主導権
高知ヒロカミヒメの絶好Vポジション




  9月も10日が来ようかというのに、この暑さは異常。パドックで写真を撮っていても汗
がダラダラと…。一体、いつになったら過ごしやすくなるのか、夏でいいのは夜のビールが
旨いことだけ。来月に予定していたプサンへの競馬取材だが、10月は観光シーズン真っ
盛りでチケットが取りづらく、11月に変更。11月のプサンはかなり寒いというが、寒さは苦
にならない私なので大丈夫。ちなみに楢崎騎手だが、一昨日に1勝を追加して通算34勝。
ただ日韓感情のモツれか、今週の騎乗数がやけに少なかったのが気がかり。でも精神力
の強い楢崎功祐、不屈の闘志でがんばってくれるはずだ。きょうから秋の重賞シリーズが
スタート。第1弾は「福山3歳牝馬特別」は高知の女帝候補ヒロカミヒメが主役だ。 スピード
馬がズラリと揃ってレースの流れが読みづらかったが、さすがに速いミッドコサージュ。ゲー
トの扉が開くと同時に勢いよく飛び出して楽々の主導権。2番手をディンプルとヒロカミヒメが
ひしめき合い、その直後をインからホッカイキコチャン、外をついてモンゴールドが追走。


威風堂々の逃げミッドコサージュ




 西川ヒロカミヒメが逃げるミッドコサージュを徹底マークし、インからディンプルもしぶとく
食い下がる。西川騎手は3角から一気にスパートを開始しようとするが、それまでマイペ
ースを守っていたミッドコサージュの岡田騎手がここぞ勝負とばかり、西川騎手よりワン
テンポ早くレースをこ仕掛けてきた。4コーナー手前ではヒロカミヒメを引き離しにかかった
瞬間、スタンドの高知ファンからは「西川!!西川!!」の大声援が…。手綱を力強くグイグイと
しごく西川騎手だったが、残り250でこの差は致命的だったか。4角にさしかかっても依然
として逃げ脚が衰えないミッドコサージュ。南国土佐が誇る女帝候補を相手に堂々の戦
いを挑んだ。

逃げる岡田!!追う西川!!壮絶一騎打ち


 3コーナーからは完全にミッドコサージュ、ヒロカミヒメのマッチレースと化した。ディンプル
は勝負どころから手応えが怪しくなり、ホッカイキコチャン、モンゴールドも前2頭を追撃する
だけのパワーは残されていなかった。残り100、外から猛烈な勢いで迫るヒロカミヒメ相手
に、ミッドコサージュはスピードで対抗。直線で3馬身近くあった差が2馬身、1馬身…。果
たしてミッドコサージュは逃げ込むことができるのか…。

逃亡美酒!!見事戴冠ミッドコサージュ
高知ヒロカミヒメ痛恨!!クビ及ばず





 フィニッシュは薄氷を踏む思いだったミッドコサージュだが、二枚腰でヒロカミヒメの野望
を見事に打ち砕いた。その差は僅かにクビ差。マイペースに持ち込み、道中スタミナを温
存してラスト300b、上がりの競馬にまんまと持ち込んだ岡田騎手のファインプレーがミ
ッドコサージュ女王戴冠へと導いた。これでJRA転入から無傷の6連勝。さすがに一線級
が相手でタフな戦いだったが、負けなかったあたりが非凡。スピードと勝負根性を兼ね備
えるミッドコサージュ。無敵の進撃はどこまで続くのだろうか…。

敗れて強しの爆発力!!ヒロカミヒメ
岡田イリュージョンにしてやられた西川敏弘


 ミッドコサージュの逃げにしてやられた高知ヒロカミヒメだが、女帝候補のパワーはアピ
ールできた。スピードが目白押しだったが、意外にペースが落ち着いたことが西川騎手
にとっては計算狂いだったか。3角からは力で逆襲を狙ったが、岡田騎手にうまく乗られ
た。結果2着でもヒロカミヒメは好馬体、好センスで今後、高知の代表牝馬として一世を
風靡しそうなムードだ。