10/7  10R   3歳   2250    良 

× キモンエンジェル 450 −1 岡田 祥嗣 2.35.5 人気7
アグリノキセキ 478 −1 岡崎  準 1馬身半 人気1
マイネルプレジャー 471 −4 佐原 秀泰 半馬身 人気4
ブルズアイ 469 −2 三村 展久 1馬身半 人気3
グラスマテリアル 470 −3 山田 祥雄 6馬身 人気2
10   チェリーペガサス 438  0 嬉  勝則 4/3 人気6
  キャニオンサクセス 491 +1 田中  純 2馬身半 人気5
  アラタマスターリン 448 +4 藤本 三郎 クビ 人気10
ヤングエイト 412 +3 黒川 知弘 クビ 人気8
  カンピオーネロサ 475 −4 渡辺 博文 2馬身半 人気9

馬連 3−4 1730 馬単 4−3 8800 
S 前  4 5 7 8 3 6 10 9 1 2
3 角  4 5 7 8 6 3 10 9 1 2
4 角  4 5 7 3 6 10 1 8 2 9 

絶好スタートでキモンエンジェル先手
アグリノキセキはまさかの中団位置


《1周目スタンド》


《2周目スタンド》

  きょうからスタートしたJRAインターネット投票(指定された競馬場の全レースが
購入可能)だが、残念ながら、結果は苦戦の船出となった。もっとも1レースから7
レースまで6、7頭のオンパレードではやむを得ないところか。それにあるファンの
メールによると「まだ全レースを買えることを知らないファンがいるし、地方競馬が
ライブ中継されていることも知らない人も多くいる。そこらあたりを徹底して知らせ
る必要があるし、馬券を買うだけの資料が少なすぎる」との指摘が…。まだまだ課
題を残すJRAのインターネット投票。難問が山積みだ。ただ福山のメインに関して
は岡山から東の地域では大阪スポーツ、中京スポーツ、東京スポーツで馬柱が組
まれており、メインはそれなりに売りそうだが…。その福山メインは秋の重賞第2弾
となる「第36回鞆の浦賞」。夏の時点がここへ備え、調整を進めてきたダービー馬
アグリノキセキの2冠獲りは目前か。レースの流れが読めなかった一戦であるいは
アグリノキセキがスタートからペースを支配するという展開も考えられたが、そのア
グリノキセキはスタートが甘く、中団位置という予期せぬ流れを強いられる。ペース
を作ったのはキモンエンジェルでブルズアイ、マイネルプレジャー、キャニオンサクセ
スが好位グループを形成。悪くとも3番手マークは楽と思われたアグリノキセキだが、
中団のインという流れは岡崎騎手も計算外だっただろう。それにしても1周目のスタ
ンド前、2周目のスタンド前はほとんど流れが変わらず、2250特有の超スロー。実質
的には1130bに等しいレースになってしまった。


岡田祥嗣の術中!!逃げまくるエンジェル
マラソンペースで楽々のレース展開



 
2周目の向正にさしかかっても完全なキモンエンジェルのペース。これほどスローだと
いうのに後続がステッキを振るって仕掛けないのは人気薄のキモンエンジェルが逃げて
いたせいか。後続は岡田騎手の術中にハマり、アグリノキセキは3角手前から岡崎騎手
が手綱をグイグイ押して先団に接近しようとするが、超スローで前3頭が楽々の手応え。
一体、どこまで追い上げることができるのだろうか。アグリノキセキの「2冠」ピンチだ。

まさしく岡田イリュージョン!!
3角から後続を突き放すキモンエンジェル




 「ここが勝負どころ!!」とばかり、岡崎騎手がブルズアイを一気に突き放し、4角では
決定的な差をつけた。アグリノキセキは時すでに遅し、キモンエンジェルからは7馬身
近いビハインドを余儀なくされている。2着すら危ういアグリノキセキ。4角でキモンエン
ジェルの逃げ切りが濃厚となった瞬間、スタンドが大きくどよめいた。上がりの競馬に
持ち込んだキモンエンジェルのスピードは全く衰えない。

スピード完全燃焼で見事戴冠!!キモンエンジェル
アグリノキセキ直線死力も2着が一杯




 ラスト50にさしかかっても岡田騎手は余裕たっぷり。そんなキモンエンジェルとは
対照的に岡崎騎手は最後の力を振り絞って応戦するが、キモンエンジェルの前には
どうすることもできなかった。地力で2着を確保したあたりはダービー馬の面目躍如
といったところだが、スタートから最悪のパターンで不発に終わったアグリノキセキ。
岡崎騎手のショックは計り知れない。それにしても他の5騎手を幻惑して2周目の3
角まで超スローに持ち込んだ岡田騎手の手腕はさすが。この勢いでスーパージョッ
キーズトライアルの第2ステージ(佐賀)ではミラクルをやってのけるかもしれない。

岡田祥嗣、徳本きゅう舎「秋の重賞2連覇」



 岡田騎手、そして徳本きゅう舎は3歳牝馬特別のミッドコサージュに続き、重賞2連勝
を見事にゲット。「スムーズに行けたら、ひょっとするかも…」と徳本師は野心を抱いてい
たが、それが現実となった。自分の位置を抜かせない勝負強さがキラリと光るキモンエ
ンジェル。暮れの福山王冠でも目が離せない存在となった。




 ここ一番、さすがの手綱捌き。岡田イリュージョンにスタンドがシビれた

8R アラタマバイオでジョッキー復活星
   田中純”パーフェクト騎乗”で福山初V




 引退を撤回し、ジョッキーとして先月29日から福山で再デビュー(短期騎乗・12
月末まで)を果たした田中純騎手がアラタマバイオ(8R)で豪快な勝ち名乗り。綺
麗なスタートを決め、ハニーポケットの2番手という絶好ポジションをキープし、気性
の難しいアラタマバイオを走る気にさせた田中純騎手のファインプレーがキラリと光
った。4角手前からアラタマバイオにGO指令をかけ、直線で一気に抜けた田中純
騎手は人気のミラクルアイバーの追撃をものともせず、3馬身圧勝という会心の騎
乗だ。「楽に2番手をマークできたことが勝因」と田中純騎手は満面の笑み。荒尾
廃止に伴い一時は引退していた田中純騎手だが、失っていた闘争心が再び目覚
め、難関の再試験に合格。価値ある1勝をゲットし、弾みがついた感のある田中純。
今後の活躍がみものだ。