あの感動と興奮がふたたび甦る。歴史にピリオドが打たれたレディーズジョッキーシ
リーズ2011「福山ラウンド」で下村瑠衣は第1戦、第2戦を連続制覇する快挙を成し遂
げ、瀬戸内のスタンドが熱狂。あれから1年、奇跡の妖精は瀬戸内の砂上に帰ってき
た。どんな悩殺パフォーマンスが待ち受けているのか、19歳の挑戦が始まる。

第1戦 電撃逃げ!!ハッピーリボンでミラクル逃避行
 影すら踏ませぬ会心の逃げ。絶妙なペースに持ち込みハッピーリボンでVゴールを一目散
第2戦 セトウチダイヤでイン強襲!!別府真衣も脱帽
 中団のインから直線渾身の手綱で女王・別府真衣をほんろう。スタンドはまさに狂喜乱舞

レース前日の23日「エフエムふくやま」に生出演


 私、樋本デスクが隔週でスタジオ出演する「行こうよ!!福山けいば」(エフエムふく
やま・イブニングステーション)に下村瑠衣騎手がゲスト出演。笑顔がさわやかな19
歳。昨年、福山で行われたレディースジョッキーズシリーズ2021でのエピソードな
ど、なかなかトークが冴えていました。「いいレースをしてひとりでもファンの方が競
馬場に足を運んでくだされば嬉しいです」と下村瑠衣騎手。ルイちゃん、がんばれ!!

ファンの視線を浴びて緊張気味の瑠衣ちゃん



 少し緊張気味だったが、1レースのエースオブハーツに騎乗すると笑顔を取り戻した
瑠衣ちゃん。どんな騎乗を演じるのか、胸わくわくの1レースだ。

好位マークも、初戦はホロ苦いしんがり


 エースオブハーツで絶好のスタートを切って見せ場を作る瑠衣ちゃん。ただエースオブ
ハーツは力及ばず、向正からズルズル後退。ちょっとメンバーが強すぎた。

8レース終了後「下村瑠衣・紹介セレモニー」



 さすがの注目度。強烈なインパクトを残した昨年のレディースジョッキーズジリーズ
2011、福山ラウンドでの大活躍。紹介セレモニーでもさわやかな笑顔を振り巻き、ス
タンドから「可愛い〜」の声が…。きょうはいいとこなしに終わった瑠衣ちゃんだが、
あすの7レースは必見。シルクイングレイヴで初勝利に挑む瑠衣ちゃん。気合いだ〜






11/24  9R   A級オープン   1250   稍重

シルクプレスト 503 −2 野田  誠 1.21.3 人気2
ロッキーダイヤ 479  0 三村 展久 2馬身 人気6
マルサンライナー 479 +4 岡田 祥嗣 1馬身 人気1
  ランドムテキ 483 −1 周藤 直樹 4/3 人気3
× グランプリワイルド 494 +10 岡崎  準 アタマ 人気5
  ラブミープラチナ 427 −4 嬉  勝則 5馬身 人気7
  ミラクルタイザン 469 −2 藤本 三郎 1馬身半 人気8
ベニッシモイモン 470  0 池田 敏樹 4馬身 人気4

馬連 1−5 1090 馬単 1−5 2350 3連単 1−5−4 5150
S 前 4 5 6 2 7 1 3 8
3 角 4 5 1 2 7 6 3 8
4 角 4 5 1 2 3 7 6 8

さすがに速が違った!!マルサンライナー
2番手強襲狙う三村ロッキーダイヤ



  今週はショックで仕事が全く進まなかった。某新聞社の無謀な記事に怒り心頭。全国
の競馬関係者から電話が鳴りっ放しで対応に疲れた。金曜つけの下村騎手に関する記事
でも、最後に競馬関係者の神経を逆なでするあの文章。新聞記者としてのセンスを疑って
しまう。地域密着で福山市民に信頼されるC新聞社、もっと社員教育をしっかりと…。きょう
のメインは射手座特別。絶対的な切り札が不在で波乱ムードだが、1250なら福山最速マ
ルサンライナーがスピードで決着か。南関東から転入の新顔ベニッシモイモンがどう出るか
注目されたが、速さのレベルが違ったマルサンライナー。軽快な脚色でハナを制すが、今
回は距離的にロッキーダイヤにも勝負がかかっていた。三村騎手はマルサンライナーに楽
逃げを許すまいとスタートから1馬身以内で徹底マーク。マルサンライナーはけっして自分の
ペースというわけでもなかった。3番手にベニッシモイモンが控え、ランドムテキ、ラブリープ
ラチナと続き、マルサンライナーと人気を二分したシルクプレストはゲートをスムーズに出な
がら、今回は待機策に転じ、差し切りを狙う算段だ。


息の抜けない逃げに終始マルサンライナー
シルクプレストは終い3ハロンの勝負だ




 先週までの馬場ならマルサンライナーが逃げてそのままという流れだったが、砂が
補充されると競馬がガラリ変わる。ロッキーダイヤが執拗にマークしたこともあり、マ
ルサンライナーは直線手前から手応えが怪しくなった。猛烈なスパートを賭ける三村
ロッキーダイヤ、そして差し競馬に徹したシロクプレストがケタ違いの脚でマルサンラ
イナー、メッキーダイヤめがけて迫ってくる。
レコード王子がいよいよ本格始動!!
パワーで一気強襲シルクプレストだ


 野田騎手の頭脳プレーがまんまとハマった。終い勝負に賭けていた野田騎手がラスト
1ハロンで図ったような差し切り勝ち。マルサンライナーはゴール50bで完全に脚が上が
った。ペースも速かったが、あるいは菊花賞の疲れもあったか。ロッキーダイヤは距離短
縮で行きを吹き返した。1250、1600までなら粘りが利くロッキーダイヤ。1800以外なら
オープンクラスでも通じる力の持ち主だ。
7R 脳神経センター太田病院記念杯
   根性娘健在!!ビービーバイラ切れ爆発



 レースは3コーナーから激しく動き出した。フェドゥネージュ、ユメミルチカラの先行
勢を一気に捕らえにかかったのはエイユートルネードだ。エイユートルネードの直後
に構えていたビービーバイラもここから猛烈なスパート開始。直線では完全にエイユ
ートルネードが抜けたが、ビービーバイラも勝負強い脚でエイユートルネードに迫る。
ゴール前は白熱のマッチレースとなったが、ビービーバイラの切れが勝った。敗れた
とはいえ、自分からレースを作りに行って強く負けたエイユートルネード。そのパワー
は本物だ。

8R 小春日和特別 (A1A2) 1600
   オープンの貫禄示したグラスヴィクター



 戦列復帰を果たしたフレアリングマリーだったが、スタートから中団の厳しいパターン
のレースを強いられ、3角では目を疑うような失速でしんがりまで後退。2度の追い切り
で仕上げはほぼ万全だっただけに陣営のショックは計り知れない。レースはオープン
馬゜グラスヴィクターがさすがのパワーを駆使して転入2走目アドマイヤトリックの猛追
を交わして貫禄を示した。アクシデントで菊花賞を見送らざるを得なかったグラスヴィク
ターだが、リフレッシュ効果で体調が回復。再びエンジン始動だ。

   ■2歳戦のレース結果(11月24日)

役者が違った!!ホクセースパート大独走

11/24  1R   2歳  1250    稍重 

ホクセースパート 454 −7 野田  誠 1.23.7 人気1
ミヤビ 444 +1 岡崎  準 7馬身 人気2
ゴーストドライヴ 425 −2 松井 伸也 半馬身 人気4
マレンゴクイーン 405 −7 佐原 秀泰 3馬身 人気3
  ブイアールラッキー 432 −4 池田 敏樹 2馬身 人気5
  ウォータージョイナー 406 −2 黒川 知弘 2馬身半 人気7
  エムエスガンバ 433 −7 周藤 直樹 3馬身 人気7
  エースオブハーツ 430 −1 下村 瑠衣 4/3 人気6
× ユノブレイヴ   出走取消 大差 人気

馬連 1−3 170 馬単 1−3 220  3連単 1−3−6 400
S 前 2 3 6 1 8 9 4 7
3 角 2 3 6 8 1 9−4 7
4 角 1 3 6 2 8 9−4 7



 さすがの独り舞台だった。スタートから野田騎手はホクセースパートでじっくり中団
に構え、スパートのタイミングを図っていた。勝負どころの3コーナーから野田騎手が
GO指令をかけると馬場の大外から先団に襲いかかり、直線先頭という目の覚めるよ
うな強襲劇。長い脚を平均して使えるし、鞍上の意のままに動けるクレバーな脚質。
もちろん距離は延びれば延びるほど味が出そうだ。
 


距離延びて威力倍増イワミノキズナ圧勝

11/24  2R   2歳  1600    稍重 

イワミノキズナ 458 −1 岡崎 準 1.47.7 人気1
× スリリングメモリー 512 +16 山田 祥雄 5馬身 人気4
  マルサンリンカーン 435 +5 岡田 祥嗣 5馬身 人気8
リョウマチーター 473 −2 池田 敏樹 半馬身 人気2
スペシャルファイト 485 +5 野田  誠 3馬身 人気3
モリデンマシーン 486 +4 田中  純 アタマ 人気6
  サンデーライセンス 482 −2 佐原 秀泰 クビ 人気7
  ウォーターオパール 438 −3 三村 展久 2馬身 人気5
  エフキュースター 432 +2 嬉  勝則 6馬身 人気9

馬連 1−7 580 馬単 1−7 830 3連単 1−7−8 13800
S 前 4 8 9 6 1 3 5 7 2
3 角 1 4 8 3 9 6 7 2 5
4 角 1 3 7 4 8 9 6 2−5



 相変わらずゲートの反応が鈍いイワミノキズナだが、1周目のスタンド前から早々と
エンジンが加速。向正にさしかかると岡崎騎手が持ったままで先団に取り付き、3角
からは持ち切れない手ごたえで一気に先頭を奪い、あとは岡崎騎手が手綱を押さえ
たままの大独走劇。終い切れに切れたスリリングメモリーに水を開けること5馬身。ヤ
ングチャンピオンの手土産とばかり、非凡なスケールをまざまざとみせつけた。