全国の競馬場で無料配布されている「うまレター」の3月号に西田茂弘アナのリレーエッセイが掲載されている。シゲちゃんの福山けいばに
対する想い、気持ちが心の奥まで伝わってくる感動のエッセイ。読めば読むほど廃止になるのが哀しくなってくる大作を是非、ご覧下さい。





南国土佐の鬼脚帝王!!グランシュヴァリエ
JRA7勝!!高知で完全復活マチカネニホンバレ



3/10  11R   4歳上オープン   1800   良

マチカネニホンバレ 523 +5 中西 達也 1.55.1 人気2
グランシュヴァリエ 504 +1 三村 展久 1馬身半 人気1
ビーボタンダッシュ 511 −1 渡辺 博文 大差 人気3
サマースピード

478 −2

岡崎  準 半馬身 人気5
× フレアリンクグマリー 438 −2 山崎 雅由 半馬身 人気4
馬連 2−3 110  馬単 2−3 260    3連単 2−3−8 640

意表を突く逃げグランシュヴァリエ
マチカネニホンバレは控えて逆襲狙う



 きょうの岡田祥嗣騎手、2レースのシゲルツルザは12着に終わったが、5レースの
メイクデビュー阪神(3歳新馬)でシャイニーデイズ(2番人気)で凄まじい追い込みを
披露。逃げた戸崎圭太の伏兵マコトブリジャールを捕らえることはできなかったが、
JRAで初の連がらみ。いずれにしても地方出身同士のワンツーフィッニッシュは喜ば
しいばかりだ。岡田祥嗣騎手、来週にもJRA初勝利か。その瞬間が訪れるのを福山
のファンは心待ちにしている。メインは大高坂賞で昨年はクラマテングが高知勢を蹴
散らしたが、今年はグランシュヴァリエ、マチカネニホンバレと超ド級のランナーが参
戦。これではとうてい地元では歯が立ちそうにない。一騎打ちムードが充満する中、
スタートが切られたが、レースを支配したのはなんとグランシュヴァリエだった。マチ
カネニホンバレが快速を飛ばし、グランシュヴァリエが早め好位から畳みかける流れ
を想定していたが、これが意外だった。「誰が乗ってもゲートを出ないのに三村くんは
スタートが巧い」と私の隣で見ていた雑賀師。逃げた時点でグランシュヴァリエの勝
利は動かないと確信していたが、マチカネニホンバレも持ったままでなかなかの手応
え。マチカレニホンバレの直後に地元ビーボタンダッシュ、サマースピードが追走する
が、どこまで善戦できるか…。


パワー決戦!!迫力のマッチレースに…
逃げるシュヴァリエを追うニホンバレ



 向正からはグランシュヴァリエがピッチを上げてマチカルニホンバレを引き離し、勝負あり
のムードだったが、マチカネニホンバレの中西達也は3コーナーから凄まじい手綱でグラン
シュヴァリエに迫る。3馬身近いセーフティーリードが瞬く間に縮まり、4コーナー手前では
グランシュヴァリエを交わす勢い。騒然とするスタンド。後続は完全に水を開けられ、予想
どおり高知二強の猛烈なデッドヒートと化した。
ハイレベルの攻防にスタンド熱狂
シュヴァリエも脱帽!!マチカネニホンバレ戴冠



 さすがのグランシュヴァリエも直線半ばでタオルを投げざるを得なかった。3コーナー
過ぎから三村展久に強烈なボデイーブローを浴びせ体力を消耗させた中西達也は直線
にさしかかると鋭いクロスカウンターで三村展久をロープ際まで追い詰めた。そこから嵐
の連打が始まる。520`の巨体を威風堂々に揺らし、グランシュヴァリエをキャンバス
に這わせ、勝利者としてその強さを誇示したマチカネニホンバレ。故障で1年8カ月もの
長いトンネルを抜け、高知の新たな守護神として先月17日に不死鳥のごとく甦ったJR
A7勝のパワーランナー。その強靱なスピードと破壊力にグランシュヴァリエも脱帽する
しかなかった。
中西達也のハードパンチがさく裂


 見事としかいうほかない3角からの強襲劇。中西達也の鬼迫が乗り移ったかのように
マチカネニホンバレは野性味あふれる破壊力で瀬戸内のスタンドに衝撃を与えた。
三村無念!!グランシュヴァリエ痛恨の「銀」
 

  昨年のファイナルグランプリ続く福山での重賞2勝目は成らなかった。三村騎手はゲート
を決めてグランシュヴァリエの力を存分に引き出したが、マチカネニホンバレの驚異的なパ
ワーに白旗。勝った相手を誉めるしかない。